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2021/04/26

マーケットインとプロダクトアウトの折衷案

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 最近、某イベントのアンケートを見て、訳が解らんな。などと思ったりしました。と言うのも、弊界隈、B2Bでステークホルダーが多いので、サプライサイド寄りの特定セグメントのポジション・トークだけを聞いていても全く、参考にならないなぁ。と思ったりしたので(まぁ、B2Cでステークホルダーのエンドユーザ [C] の意見が9割みたいな所では話も違ってくるのかもしれませんが)。

 そんな事を考えながら、昨今、YouTuberとか見てると特にマーケットインって、あんま関係無いんじゃねーの?って思うんですよね、大手のTV局が必死にやってアレみたいなコトなので。ただ、この問題は、大手のTV局側のステークホルダー・マネジメントが上手く行っていなくて、結果として、視聴者の軽視に繋がっている。みたいな可能性があるんじゃないか?などと思ったりしました。

 でー、...自分の書いているブロクって、理想と現実を、意識を現実に、AS-ISからTO-BEに、思考を現実世界にフィッティングさせる。みたいな事を探求しているなぁ。...という気がしていて、

 実は、前回の7回に渡る「アクエリアス・エイジねた:2021年以後の世界とICTみたいな話」は、この一環で、バカみたいに時間を書けて執筆したりしてるンですよね。

 この様な探求が、何故、重要なのか?と言うと、「多数のステークホルダーが存在する環境下で、ステークホルダーのANDを採る方式」ではなく、「自分の興味が、現実世界とフィッティングしているか?という点にフォーカスする方式」が、効率的であるタメなんだと思います。

 マーケットインとプロダクトアウト、どちらかに偏ってる人、大概、失敗している気がしますが、そう考えると、コレは、ある意味、マーケットインとプロダクトアウトの中道、ど真ん中をブチ抜く事が出来るイケてる方法なんじゃないか?と思えてきます。...が、この手法の利用が許されるのは、あくまで、「興味のある人」だとは思います。



 以下、マーケティングの失敗例

 メガマンのパッケージも同じパターンらしいw

 一方で、成功例は少年ジャンプでしょうか。

  • (飯田 一史) | 現代ビジネス | 講談社
    • ついに大公開…!“国民的ヒット作”を次々
      生み出す「少年ジャンプ」逆説の企画術(1/4)
    • 『鬼滅の刃』『呪術廻戦』…「ジャンプ」だけが
      “圧倒的一人勝ち”している「納得の理由」(1/6)
      https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81464
 これは、ジャンプ・スキル&チューニングって山田玲司氏が言ってたヤツですね。色々と話を聞いていると、編集側の、原石(≒ 興味のある人)のマネジメントが超上手いんだなぁ、と思います。

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