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2021/06/11

若者のポンコツ化と、オッサン毎日グールグル。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 若者のポンコツ化、「なんつーか、ずーっと神絵師やってンだよね。...で、ネームが全然面白く無い。」と言うのが、ワリと共通項のような気がしました。

 何故こうなるか?と言うと、黎明期(導入機)は、神絵師的な芸風でも重宝されるんですよね。しかし、成長期~成熟期になって、改めてニーズを分析すると「(神絵を)素書できまっせ。」とか言われても「...あんま、大したこと無いな...。」となってしまう理由が解る訳ですね。

 成長期~成熟期に入ったら、ネームが如何に面白いか?が問われると思います。コレは、漫画家はみんな絵が描けるので、ネームでしか差がつかないという話に似ていて、成長期~成熟期には、専門知識も一般化するので、同様に、ネーム(≒ 企画)でしか差がつかないという話です。

 個人的にはプログラムが得意だと思った事は無いですが、プロダクトをクリエイトしている人間、クリエイターは、探しても、なかなか居ないしですし、ホントに、プログラムなんて誰でも書けるンですかね?wなんて思ったりはしています。...で、そのプロダクトのネーム部分を書いてる人間も、同様に居ないので、結局は、ネーム部分が如何に弱いか?が良く解ると思います(で、プログラムも、項目位相おじさん位は出来るんですが、ソレ以上の事になると多くの人は、ロクに書けません)。

 あと、最近、以下のようなTweetを見て、

 「最上位スタックの高度化って、シェアによるんだろう。シェアが無くて自力だったら原始的にしかならない。」「SOAに始まり、DI、クリーン・アーキテクチャにも言える事。」「業務系のOOA/OODが生産性向上に寄与しないと言う事は2005年位には解っていた。」「オブジェクト指向なクラスライブラリ使ってOOPする位が関の山。」

 等と思ったりしました。

 OOA / OOD、SOA、MSA、DI、DDD等、ウワモノおじさん達の差別化ネタとして、エンジニアリング未満のモノを捏ねくり回してるようなケースが多いですね。そんなモノをヤってる位なら、論理N層の方がまだマシで、コンナ事では、オッサン毎日グールグルです。よくよく考えると、コレはポンコツ化した若者の成れの果てなのかもしれません。

 ソレに納得が出来ないようなら、業務系で頑張るしか無いと思いますが(、テクノロジと同様に実を結び辛いと言う意味で)努力の方向性としては正しくなくて、シェアを取って行くと言う動きにするしか無いんだろうなぁ...と。

 ...で、スキームを人月からサブスクリプションに明確に切り替えて、業務面だったりテクノロジ面だったりする所のクォリティを上げて行くし行かない。と言うことなんだろうなぁ...などと思ったりします。

 ...と言うのも、末端がミクロ視点でgdgd言ってる内容と比べたら、企業の経営方針的なマクロ視点の方が十分に良く出来ているので、コレに準拠して動けばイイ気がするので。そう思える様になるには、経営方針とネーム(≒ 企画)が合致していると言う感覚を掴んでいるか否かに依るんだと思います。
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