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2019/06/10

御社の業務パッケージ、実はSIテンプレなんちゃうんか?的な。

Tweet ThisSend to Facebook | by:nishino
 「汎用基幹系のSIテンプレートが死にそう。」みたいな話を最近、聞くようになったような気がします。某OSS業務パッケージ社もそんな動きしてるぐらいなので、日式エッスアイ社、諸兄も同じような気がします(そして、最近は他社パッケージをカジュアルに担ぐ時代になって来たように思います)。

 この業務パッケージ未満のSIテンプレート系、サポート・エンジニアをやっていると思うのですが、コレまで、テクノロジに関するプロアクティブな提案を受け入れて来なかった割に、最近、リアクティブな質問が増えて来たような気がします。

 確かに、業務系SIテンプレートのコア・コンピタンス(核となる技術や特色)は、テクノロジ系ではなく、業務知識系だったような気がします。そのため、テクノロジ観点でみると、非常にレガシーなのですが、昨今、テクノロジを活用してスケールするSaaSサービスやシェアのあるノンカスタマイズ・パッケージの隆盛により、徐々に押されて来た。...と言うのが、この背景にあるんじゃないか?なんて思ったりしています。

 業務系SIテンプレートが業務パッケージ未満な主な理由として、100サイトに導入したら100サイト分のバージョンを管理していて、サイトが増えれば増える程、苦しくなってしまう。というビジネス上の問題があります。

 この業務系SIテンプレート事業の問題を以下に列挙してみようと思います。

  • カスタマイズが多過ぎて、単なる受注ツールと化している。
  • 収益性の低い、サイト毎の保守対応で手一杯になっている。
  • マイグレーションの予算を引き当てられないので、未だVB6で実装。
  • 今時のSaaSサービスやノンカス・パッケージに勝てる見込みが無い。
  • 上記の様々な問題に、労働強化で対応している状態が常態化している。

 ...と色々問題があり、会社のSIテンプレートは、限界を迎え、今後、シュリンクを続けて行くと思います。



余談:

 日式メーカー系の動向などを見ていると、ミドルウェアに続いて、次は、SIテンプレート(汎用基幹系)がシュリンクの一途を辿りそうな気がしています。

 ホスト + COBOLとか、SIテンプレートとか、既存がマネタイズ・ポイントなのは解りますが、日式は、全体的に足の抜き方が下手で、度々、言及している小山問題で、小山がトランスフォーメーション&スケールせず、労働強化で対応してしまうので、これまでも、全体的にレベルの低い所に留まって来たンじゃないか?とも思います。

 何れにせよ、レベルの低い所に留まり続ける、労働集約的事業、垂直統合型事業、S、P&P未満のSIテンプレート事業は、働き方改革(おかげで最近の進捗は悪いw)の圧も受け、無くなるので、10倍速の項目移送おじさんトカ、不要になるんじゃないか?と思います。
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