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2012/07/31

日本でのビジネス利用促進、COBOLコンパイラ『opensource COBOL』のリリース

Tweet ThisSend to Facebook | by 事務局
Press Release
2012年7月31日
OSSコンソーシアム

コンソーシアム版COBOLコンパイラ『opensource COBOL』のリリース
~日本国内へのビジネス適用促進を目指す~


オープンソースを活用したビジネスを推進する団体であるOSSコンソーシアム(神奈川県川崎市 会長 サイバーコム 代表取締役社長 渡辺 剛喜)は、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)のCOBOLコンパイラである「OpenCOBOL」から枝分かれし、日本のビジネスシーンで利用できるようカスタマイズした『opensource COBOL』を本日リリースします。

ビジネスロジックを展開しやすいCOBOL言語は、50年以上の歴史をもって、産業界の基幹システムで使用されています。企業が持っている多くのCOBOL資産には、長年蓄積された企業活動に必要な業務ノウハウが多く詰まっており、今も現役で利用されています。

一方、ミッションクリティカルな基幹システムにおいても、近年は運用コストの削減やベンダロックインの解消などを理由に、システム構築においてOSSを活用するのは一般的になってきております。

しかしながら、OSSのCOBOLについては、日本語が使用できないなどの日本特有の機能が盛り込まれていないため、導入が進まない一つの要因になっていました。

そこで、OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会では、「OpenCOBOL」を日本特有のビジネス環境に即したカスタマイズ、メンテナンスを実施するために『opensource COBOL』をリリースしました。これにより、基幹システムなどビジネスへの活用を促進していきたいと考えております。

今回はその第一弾となります。

今回のカスタマイズ内容は、主に以下の点となります。
・日本語機能の強化(Shift-JIS)
・ASSIGN EXTERNALオプション
・ユーザファイルハンドラ指定の環境変数
・「¥」通貨記号対応
※詳しくは、ダウンロードサイトをご覧ください。

より多くの人にOSSのメリットが享受されるよう、期待しております。
今後も、オープンCOBOLソリューション部会では、OSSのCOBOLがビジネスでの適用を促進・普及していけるよう、積極的に活動してまいりたいと存じます。

ダウンロードURL:
 http://www.osscons.jp/osscobol/download/


■報道関係お問い合わせ先
OSSコンソーシアム 事務局 谷相
Mail:pr(at)osscons.jp
電話:044-272-9093 (株式会社マインド内)
URL:http://www.osscons.jp/

■技術的なお問い合わせ先
OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会 稲垣
Mail: ws-opensource-cobol-contact(at)osscons.jp

※記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
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