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2021/12/06

項おじ界隈の技術の付加価値限界の話

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 最近、以下のような投稿がありましたが、


 これ、項おじ界が当該技術の付加価値限界を迎えているから。って事じゃないか?なんて思ったりしました。実際、項おじ界は、歴史的に結果を出せていない「謎い設計論」に辿り着くケースが多く、付加価値限界を迎えていると思います。

 ちなみに、項おじ界とは、項目移送おじさん界隈の略称で、≒ UIサブシステムとデータストア(基本RDB)間の項目移送のプログラムを書く人達の意味です。この職業自体は、必要な職業なのですが、キャリアアップ的な話になると、とたんにチグハグと言うかシドロモドロと言うかになるので、それ自体は、付加価値限界で、多能工化するなどしないと無理な話だ。...と言う事は明確化しないとイケナイと思ったりする訳です(実際に私も多能工化してます)。

 ...で、上記の記事は、Webフロントエンドの話をしているので、所謂一つのWebケー(Web系)の話をしているのだと思いますが、Webフロントエンド界は、所詮、と書くとアレですが、事実として、所詮、項おじ界の部分集合で、Webケーがシュリンクしている様に見えるのは、昨今のトレンドの変遷なんじゃないか?などと思ったりしています(なんというか、B2Bの、比較的、大手のSIerが、DX、アフターコロナなどで、息を吹き返している感がある)。

 確かに、最近は、相談を受けたとしても、「染手素描項おじvsローコード・ノーコード項おじを対象とした技術論なんかしてる暇ないわな。」的に思ってしまうことが増えました。

 それは、「ローコード・ノーコードで見えるUP開発案件のAS-ISだったモノ(過去形」に書いた歴史的な経緯があるのですが、コレは前回に書いたように「従業員の行動は、ほとんど、事業スキームと、その評価制度で、ほぼ決まってくるタメ」と言う事で、

 コレは、言い方を変えると、

 拘束時間でお金を貰うケースが多い。と言うのも背景にありそうですが、「裁量権を持たない&意思決定が出来ないと自分の潜在的なニーズにすら気付かない。」と言う事で、この反対は、「優秀なエンジニアは、裁量権を持ち、潜在的なニーズを理解して意思決定し、能率化・効率化する事が出来る。」と言う事になります。

 ...が、書いていて不思議だな?と思ったのは、意思決定サイドが、何故、能率化・効率化の投資をしないのか?と言う話です。ただ、よくよく考えると、結局、「優秀なエンジニア」とあるように、意思決定サイドから属人的にしか見えていない。と言う事なのかもしれません。

 って事なんじゃないか?と思います。
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