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2020/09/14

「技術者の職務経歴書の偽装の件」を見て思ったこと。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 コレ、業界的には良くある事だと思うんですが、私も、入社 → 配属後2ヶ月位で、某案件に飛ばされて、そこで暫くSES状態だった時は「"評価"って謎だな。」と思ったことはあります。

 ...と言うのも、評価が出来るのは、現場サイドであって、派遣元が派遣先から受け取っている情報量で正確な評価って難しいんじゃないか?と思ったからですね(端的には、継続を決めてきたかどうか?という話だとは思いますが、案件マターもあるっちゃあるので)。

 私の場合、コチラに書いたように、3年間、当該現場で業務を遂行した後、所属が事業部から本社に変更になって、結果的には、案件にも評価にも恵まれた形となったと思いますが、そうではないケースと言うのも多いんじゃないか?と思います。

 まぁ、ソレ以外にも、先日書いた「"好き嫌い"とか"善し悪し"」等の人的な評価って、ちょっと怖いので、コレを期に、ライセンス社会になって行った方が良いんじゃないか?という気もします(個人的には、経歴評価の方が有利だと思うんですが)。

 一方で、ライセンス社会のジョブ型雇用となった場合、コチラに書いたように、全体を見れる人が減ってくると思うので、そう言う仕事も、ジョブ化して行く必要があるんだと思っています(ただし、ライセンシングは現状では、難しいですね)。

 確かに、現状では、上級職でも、プログラム・マネジメントが出来る(≒ 具体的なベネフィットを生み出すためのプロジェクトの集合体を立案する事が出来る)人材が居らず、組織間の連携等も中々進んでいない状況が在ったりします。...と言う事で、今まで、メンバシップ型で経験を積んで来ている人は、コチラにシフトしていくのが良い気がします。
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