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2019/10/09

ダンバー数なる数値があるらしい。繋がり ≒ 価値と言う評価の提案。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 前回のブログを書いて以来、最近の価値のトレンドは「繋がり」なのでは?と言う感が強まって来ています。

 色々とウォッチしていると(、原始的な人間は)、「専門家を呼んだらマウンティングされるのが嫌。」と言うような理由で、「繋がり」を拒絶することもあるらしく、人間のネットワーキング能力を超えた「繋がり」を社会が求めているンじゃないか?的な事を考えました。

 ...で、色々と調べてみると、人間が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の認知的な上限に「ダンバー数」と言う数値があるらしく、例えば、霊長類の脳の大きさと平均的な群れの大きさとの間に相関関係があるらしいです。


 そう言う事で、人間社会には、
 「営業職」なる職種が存在しているのだと思いますが、

 「実際、"繋がり" ≒ "価値"であるならば、内部施策のクオリティを評価するために、外部案件とのスタック&コラボレーションで評価する。

 という時代にソロソロしてイイ気がします。

 SNSを活用したマーケティング&プロモーションもコレ系の話だと思います(そう言う意味で、営業の在り方も、時代を経て変わっていくンだろうな。と思います)。

 その理由は、前回に軽く触れましたが、

 「”新しい事をやってる体を保ちつつ、社外サービスのダウングレード版施策を組織内展開し、ナレッジを組織内にしか書かない組織”の存在価値は無くなってきていますし、内部統制を盾にした施策適用件数とか、そういう意味の無い数字を追っていてもしょうがない。

 ...と言う事かと思います。

 そのためには、オープン化が必須です。今期は、新たな技術情報開示決裁を取得するので(、「QCDの向上」とかではなく)、そう言う提案をしてみようと思います。

 あと、上記のように書くと、バリューチェーンの「支援活動」が機能してないという問題ダケにフォーカスしてしまう人も出て来そうなので、追記しますが、支援を受けない「主活動」(事業)も日々、陳腐化している。と言う事実も考慮されると良いかと思います(参考)。



 以下を見てなんとなく思ったんですが、

  • 「スキル不足で職場に居場所がないおじさん」の
    救済プロジェクトに関わった時の話 | Books&Apps

    https://blog.tinect.jp/?p=62002

 某弊「開発基盤部会」としては、
 上記ページ中にも書かれている、

 「一つのプロジェクトに、余りに長い間関わり過ぎてしまった」「その人なしでは仕事が回らない!!」→「自分がいないと業務が回らない状態を維持する」

 と言う課題解決のために今迄、色々と言及&活動してきた気がしますが、なんと言うか、今風に言うと、「スタック&コラボレーションが出来ていない人達。」の様に表現できるのかもしれません。翌々考えると、私が思う「生産性10倍項目移送おじさん」って、こう言う感じの人の様に思います。

 仮に、当時、実力があったとしても、全部を自分のコントロール下に置こうとする(≒ リスク(≒ 不確実性)に挑む姿勢が無い)と腐るんじゃないか?と思います。ある意味、安心スキームに甘んじている状態を維持してしまっているのかな?と。

「いまごろこんなもんといわれても手遅れだ!! いいか、これは、この世界でいちばんいい銃だ! いちばんすぐれた小銃なんだ!! おれには、これしかないんだ! だから、これがいちばんいいんだ!!」

 みたいな(同じようなことを考えている人、居るんだなぁ)。

 「時代に即した最低限のスキルを身につけるべくアップデートを繰り返せない

 とか、キラキラした事を言われても、あまりピンときませんが、
 (なんとなく、キラキラ系は具体性に欠けるのかもしれない)

 「安心スキームに甘んじている状態を維持してると、"スキル不足で職場に居場所がないおじさん"になるよ?

 と言われると、ピンと来るンじゃないか?と思います。

 しかし、この安心スキームの維持って、「エンタープライズ界隈あるある」なんじゃないですかね?と言う事で「"安心"と"挑戦"のバランスをとることが重要なんじゃないかな?」なんて思ったりする今日この頃です。
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