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2018/09/17

エンプラPJでNuGetプライベート・リポジトリを運用し柔軟な対応を可能に。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 「Open棟梁のNuGetパッケージの作成手順」を作成しました。

 この手順は「Open棟梁のNuGetパッケージを作成・登録する開発者」向けの手順で、このような手順を公開しているリポジトリも少ないと思いますが、以下のようなシーンでも有用だと思います。

<利用シーン>

 過去、案件からの依頼で、緊急に「Open棟梁の.NET 4.5.2対応版のリリース」を行ったことがあります。このような緊急対応をするコミュニティ側のリソースが無い場合、利用者側のプロジェクトの開発が止まってしまう可能性があるので、大規模プロジェクトのケースでは、一時的にでも、「NuGetプライベート・リポジトリ(ファイル共有で構築可能)」を構築・運用するメリットがあると思います。

 NuGetプライベート・リポジトリを使用すれば、コミュニティ側に対応できるリソースが無い場合、取り敢えず、利用者側のプロジェクトのNuGetプライベート・リポジトリで対応し、以後、NuGetプライベート・リポジトリで運用を続けるか、コミュニティにプルリクエストするか、選択的に対応可能です。

 即ち、
  1. 利用者が、Open 棟梁に不具合 or そのままでは動かない
    等の、プログラムの修正が必要になる箇所を発見する。
  2. その箇所の問題を Open 棟梁本体の Issue に登録する。
  3. コミュニティ側の対応を待っている時間が無い場合、
    利用者が自ら Open 棟梁プログラムをダウンロードする。
  4. プログラムの修正を行い、その案件で利用できるように、
    パッケージ化、NuGetプライベート・リポジトリへの登録する。
  5. プライベート・リポジトリへ登録したパッケージを使用し開発を遂行。
  6. 並行して、上記の修正内容をOpen 棟梁本体へ Pull Request する。
 という運用で、OSSであっても、

  「インハウスと変わらない安心感のある開発体験

 を得ることができます。

 この場合、最後の「6.」の手順で送信するPull Requestによって「コントリビューション(貢献)」を行う必要がありますが、これにより、個別に独自のプロジェクト資産を抱えず、コミュニティに、その後の展開やサポートなどの管理業務を移管することができます。
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