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2020/05/18

人事じゃないケド、アフターコロナの労使のあり方を考えてみる回

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 なんか、こんなニュースが出てました。


 コレ見ると、「職場、魔境過ぎだろw」って思いますね。魔境にしか居場所が無い奴も多い気がしますがw。私、自殺したいなんて思ったこと無いケド、確かに、気のせいか、リモート会議のときにWebカメラに映る自分の顔が、日に日に穏やかになってきている気がしますw

 ...と言う事で、ワークライフバランスって重要だね。なんて始めて思ったりしました。ワークライフバランスが重要なのって、「あなたが仕事に没頭しすぎてしまうことを、会社は心配しています。」って話ではなくて、「仕事(しごと)を私事(わたくしごと)と混同する奴が現れて来るから、そう言うのヤメロ。」って話なのかもな?なんて思ったりしました。

 ...もう少し、コレを具体的に言うと、日式企業の雇用や人事、「私の私事のために、お前の私事を、仕事を媒介にして(私に)捧げよ。」みたいなことになってたんじゃないだろうか?なんて思ったりします。確かにこの様な慣行には、メンバシップみを感じてしまいます。ただ、日本のメンバシップ型雇用、大方、この流れできている気もするので、今の40代以降の世界観も、実際は、コレに近いのでは無いでしょうか?



 しかし、この度のコロナに起因するリモートワークで、本来(のジョブ型)の労使関係に近い形が白日の下に晒されたンじゃないかな?とは思います。

 この労使関係、具体的には、

  • トップ・マネジメントは、ポートフォリオとプログラムのマネジメントを行い、マーケット・インするように、自スタックの変容を促す。また、スタック中の要素の入れ替えを促す。

  • 個々の技術者も、個別にマーケティングを行い、トップ・マネジメントから要求されるだろう、専門性を身につける。

 みたいな感じですかね。

 具体的に見えてきましたが、当然、こんなスマートには出来て無いよね。と言う事も、同時に、見えてきた気がします。...が、こう言うメンバシップの残滓(言うなれば、アマチュア集団のコミットメントに依るメンバシップのピラミッド)が、まだ、暫く続くんだとは思います。



 ちょうど、先日、「漫画家みたいな生活になってきた。」みたいな事を書きましたが、日本のサラリーマンより、漫画家の方が、上記の労使関係の構図に適合していますね。また、これらの話、前回の後半のトピック(コントリビューション・ガイドラインの話)の部分とも関連が深いので、この話を出すには良いタイミングだったように思います。
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