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2020/10/12

「現状ニーズと将来トレンドの不一致問題」(その2)

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 以前、「"意思決定問題"から見えた"現状ニーズと将来トレンドの不一致問題"」、「ヒアリングしたニーズが何故、ズレるか?という話」と言う投稿をしたのですが、何故、また、ソレを引き合いに出すか?と言うと、まぁ、実際に、そんな感じのデータを見たからです。

 ...どういう話か、少々、詳細に説明しますと、ある、高齢化の進んだ組織でのPV情報を分析した結果、少々、古い時代のニーズに合致したタイトルの方が、PVが上がる。と言う現象を確認したんですね。

 古いニーズとは何か?と言うと、ココで書いているんですが、~2000年、遅くとも、2001~2010年までの古い(現在では、ほぼ、放棄された慣例に対応した)「ニーズと言うか期待」です。これが、高齢化の進んだ組織では、その「ニーズと言うか期待」が(、PVだけを信用した場合)、まだ生きているんですね。

 (ただ、それは、顧客ニーズとリンクしていないか、事業自体がカナリの斜陽に入っている可能性が高いと思います)

 確かに、解り易い所を指摘すると、
  ツールのニーズは高い様ですが、
  GitじゃくてVSSを使ってたりシますね。

 前回の記事と合わせて読むと、徐々に見えてきたのが、「社会のニーズ」と、「組織の期待(や願望)」は違うと言う事ですね。後者は、私がよく言う、「サプライサイド都合」ってヤツですね。

 ...と言う事で、もしかすると、「その3」があるかもしれませんので、また機会があれば本テーマでお目にかかりたいと思います。それではさようなら。
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