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2018/05/14

ASP.NET CoreのLinux開発環境についての考察(WSL or Docker)

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino

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 先日から、ASP.NET CoreのLinux開発環境についての考察をしていて、はじめは、「できるなら、WSL(Windows Subsystem for Linux)で開発環境を造るのが楽そうだなー。」などと思い、色々と調べてみたところ、

<参考1>


 WSL上でもASP.NET Coreサイトを動かせるようなので、WSL + .NET Core、ASP .NET Core開発をやってみて、これはこれで、上手く動いたんですが、よくよく考えると、WSLは所詮エミュレーション環境(互換レイヤ)なので、開発環境としては、やはりLinuxコンテナでやりたいなということになりました。

 そこで、Windows Serverコンテナの利用を検討してみました。スマホ開発でGoogleのAndroid Emulator、HAXM(Hyper-Vと同居不可)を動かすのに、Hyper-VがOFFである必要があったりするので、Windows Serverコンテナであれば、Hyper-V不要なメリットがあったりします。

 しかし、色々調べてみると、Windows10 では Windows Serverコンテナはサポートされておらず(Hyper-Vコンテナのサポートだけ)、また(、あたりまえですが)、Linuxコンテナはサポート対象外のようでした。

 ということで、結局、ASP .NET Core開発としては、Visual Studio -> Visual Studio Tools for Docker -> Docker for Windows -> Hyper-Vコンテナ内のLinuxコンテナというスタックに落ち着きました。

 このスタックを評価したトコロ、Dockerの知識がホボなくても、動かせてしまい、且つ、リモート・デバッグまで提供されているという至れり尽くせり感。「技術者としてこれでイイのか?」と思うトコロもありますが、まぁ、便利と言えば便利ですね。

 詳細については、下記をご参照ください。

<参考2>


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