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2020/12/21

AWS SaaS Boostを見て思ったことを書く回

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 先日、チョット調べたんですよ。


 で、チョット安堵したのが、

 「競争のレイヤは下位から上位スタックに、...だけで無くコラボレーションに移ってきているなぁ。」

 みたいな事を観測できた。ので。

 ...と言うのも、

スタックだと
  • 「新しいフレームワークがー。」
  • 「新しいアーキテクチャがー。」
勢がまた湧いてきて、
「STP的にちゃうやろ。」
と言う話を、
「また、せなあかんのかい。」
みたいな事を思ったんですが、
スタックでないから
「リプレースがー。」
みたいな話にならずに済んだ。

 ので(笑)。

 しかし、そう考えると、

 「下位を固めて上位スタックないしはコラボレーションに進めるってケース(ないしは組織)は、ホンの一握りナンじゃないンだろうかね?」

 なんて思います。

 ...と言うのも、私が思っている、
 世間一般のサプライサイド勢は、

  • 「最新のフレームワーク / アーキテクチャがー。」からのー
  • 「オレの素描の生産性は10倍なんじゃー。」からのー
  • 「オレオレ・フレームワークの再開発。」ですからねー。
※ 参考:「オレがフレームワークと言うかエンジニアリングがオレ(的な極地

 コレは、私が度々、申し上げている、所謂一つのカタストロフィ芸なんですが、多分、上記の様な人達は、カタストロフィが起きても、次のスタックは出来ないんでしょうね。きっと。

 ...ちなみに、Wikiの方にも書きましたが、「AWS SaaS Boost」は「Open棟梁のV2サービス開発基盤をコンテナ化したもの」に近いです。これは、まさに、前回のv3コンセプト中で言及した「コンテナ・レベルのパッケージとIaC」なんでしょうね(こうやって答え合わせをして行くンですね)。

 そして、

 「スタックより、コラボレーションの方が難しい。」

 ...と言う事を考えると、

 現時点で、スタック積めていない人たちは、コラボレーションにまでリーチできず、最終的に市場から撤退せざるを得なくなると思われます。

 解り易い例を上げると、パッケージマネージャでパッケージ(ライブラリ)を取り込んで、それを呼出すことは容易ですが、例えば、SAMLやOIDCの連携をサクッと出来る案件は少ないじゃないですか?

 ...と言う事で、バリューチェーンにベネフィットを与えること無く「アレも要らない、コレも要らない。」なんて言うカタストロフィ芸をいい年してやってると、最終的に売り物なくなりますよ?みたいな事を思います。
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