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2020/03/09

若者は将来のスタックの上。老人は...現在のスタックの下に入ってる?

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 ミッションによりそうですが、
 弊界隈では入っていない気がします。

 ...色々と、積み上げを行っていると、このスタックの上を若者に歩いて貰えれば理想的ではあると思いますが、「実際、昔に積み上げられたスタックの上に我々は居るのだろうか?」という疑問を持ったりすることも、特に、技術系をやっていると思うことが多いです。

 ...簡潔に申し上げると、

 「老人は、技術的には、現在のスタックの下に入っていないのかも知れません。...と言うのも、弊界隈では、プロジェクト・マネージャーや機能部門マネージャーとしてのキャリア・パスで来た人が多いですし、エンジニアであっても、所詮サプライサイドなので、エコシステムに対するコントリビューションが無かったから。

 と言えるのかも知れません。

 ...では、我々の世代が、将来に向けてのスタックを築けているか?と言うと、これも、結構、微妙な側面がある気がしますが、唯一、インターネット・コンテンツだけは、玉石混交ではあるものの元気いっぱいで良い気がします(なんというか、ラーメン業界のような切磋琢磨がソコにはある)。

 ...と言う事で、日式大手もイントラネットに「しょうもない」コンテンツを掲げるのを止めて、先ずは、インターネットへのコントリビューションを始めてしてみたらどうか?と、先日のドキュメント・スタックの件に続いて思ったりしました。



余談:
 ちなみに、ちょうど先日、PMセミナーというモノに出席してきたんですが、ソコで、PM関係の内部スタックは2000年頃と比べて、随分、厚くなっている気がしました(...と言うのも、2003-5年頃、とんでもない炎上案件に何回か遭遇して、落胆したことがあったのですが、アレ以来、PM関連の ”組織のプロセス資産(OPA)” は強化され続け、昨今、そんな酷い案件は目にしなくなりましたね)。

 しかし、対称的に、技術スタックに関しては、内部は薄いままで、外部が随分、厚くなったなぁ。なんて思ったりしました。これは、前述のラーメン話を裏付ける結果になったかなぁ。と思います。

<参考>


 ...ただ、このセミナー、所謂、QCD PMを対象としたセミナーだったんですが、出席されているQCD PMの方々も、このQCD PMを主体とした事業スキームについて、そろそろ、次の手を打たないと。と言う意識は持たれていたように思います。
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