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2012/08/30

東北セミナーや、利用数25万件超『Liferay Portal』の活用WS

| by 事務局
■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2012/8/30

□     --- OSSコンソーシアム NEWS vol.039 ---

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おはようございます。
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美です(^^)/

皆さま夏休みはいかがでしたでしょうか?
私は実家の高知に帰省し、海や山の幸やら食べて飲んで食べて、、、と、
食欲の秋に向けて予行演習しておりました(*^_^*)笑

食欲だけでなく、何か新しく始めたくなるのも秋ですよね。

そこで、OSSコンソーシアムでは9/12(水)に東北で開催予定の

     『旬!体感 NJCソリューションフェア2012』

に参加することとなりました!!

セミナーでは、OSSコンソーシアムの活動内容や、OSSの活用について事務局長
の屋代よりお話しさせて頂く予定です♪

その他にも、興味深い講演が盛りだくさんですので、ぜひお近くの方にはご参
加頂ければ嬉しいです。
詳細:http://www.njc.co.jp/solfair2012_sendai.html

また、ついに最終回を迎えた連載コラムでは、PHP技術者認定試験を通じてど
のような社会を目指しているのかを寄稿頂きました。

そして、大好評のオープンソース物語では、9/1のOSC2012しまねに参加予定の、
最近リリースされたばかりのOSS「ECMサーバ NemakiWare」についてご紹介頂
いております!

それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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http://twitter.com/osscons セミナや部会、OSS関連の最新情報をお届け♪
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◇◇ CONTENTS ◇◇

★ 9/26、Liferayを使ったエンタープライズポータル構築ワークショップ~

★ 10/9、OSSコンソーシアム東海支部設立1周年記念セミナーのご案内

★「オープンソース物語」第16回、ECMサーバ NemakiWare
((株)イージフ 杉本琢磨 氏)

★ 連載コラム『OSS開発者の市場動向と人財育成について日本と海外の比較』
「目指すべきもの」(PHP技術者認定機構 吉政 忠志 氏)

★ 会員さまからのお知らせ
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□       「2時間で使える業務アプリ」シリーズ
□ 9/26、Liferayを使ったエンタープライズポータル構築ワークショップ~
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第3回目は株式会社aegifの名倉照直氏より「オープンソースポータルプラット
フォームLiferay」を使った社内ポータル構築をワークショップ形式で実習し
ます。

Liferay Portalは、全世界で利用数25万件を超えるエンタープライズ向けNo.1
オープンソースポータルプラットフォームです。社内向けのクローズドなポー
タルから、社外向けの公開サイトまで幅広いビジネスソリューションを構築す
ることができます。

OSSコンソーシアムのセミナーだからできる「業務活用ワークショップ」に多
忙の事とは存じますが、万障お繰り合わせの上、是非、ご臨席賜りますよう宜
しくお願い申し上げます。

1.日時 日時:平成24年9月26日(水)15:00-17:30
2.場所 
オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 セミナールーム
東京都品川区西五反田1-29-1 コイズミビル 8F
3. 会費 会員、非会員ともに無料
4. 定員 10名(申し込みが定員になり次第、締め切らせていただきます)
5.開催内容
・講師 株式会社aegif 名倉 照直氏
・持参いただくもの
ネットワーク接続可能なノートPC(WindowsXP以降)

詳細・申込み:http://www.osscons.jp/jo6zcgbra-29/#_29

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□ 10/9、東海支部設立1周年記念セミナーのご案内
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このたび設立1周年を記念して、浜松におきまして、
OSSコンソーシアム東海支部設立1周年記念セミナーを開催いたします。

今回はAndroidをテーマに、
OSSコンソーシアム副会長で組込み部会リーダーである
株式会社アックス代表取締役会長の竹岡尚三氏 他を迎え、
講演していただきます。

日時:2012年10月9日(火) 時間未定 (夕方予定)
会場:静岡県浜松市
   浜名湖リゾートホテル「ジオーシャン」(予定)
参加費:無料
懇親会:実費

セミナーの詳細、参加方法につきましては9月中旬頃、
OSSコンソーシアムホームページ上、メルマガ(OSSコンソーシアム NEWS)で
追って連絡させていただきます。

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□ 第16回 オープンソース物語、オープンソース ECMサーバ NemakiWare
□ 執筆:(株)イージフ 杉本琢磨
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      オープンソース ECMサーバ NemakiWare のご紹介

 (株)イージフで技術者をしております杉本です。今回は弊社が開発に行っ
ているオープンソースのCMIS対応ECMサーバであるNemakiWareを紹介したいと
思います。

 このメルマガをお読みになっている方はECMというのは聞いたことがあるか
もしれませんが、CMISまでいくと馴染みがないかもしれません。ECMはEnterpr
ise Contents Managementで、企業向けの文書管理の仕組みを指します。CMIS
はContent Management Interoperability Servicesで、ECMに対するするデー
タ交換のインターフェースを規格化したものです。
 ですので、NemakiWareというのは、CMISという規格に則ったECMサーバ、と
いうものです。もうひとつ特徴として、バックエンドDBとしてNoSQLであるCou
chDBを使っているという点があります。

 ――これだけだと「はあそうですか」で終わってしまうでしょうから、もう
少し詳しくご説明しましょう。まず、弊社イージフがNemakiWareというものを
どうして作ろうとしたか、というところです。イージフは英国Alfresco社が開
発しているオープンソースのECMであるAlfrescoというシステムのサポートや
導入支援を行っています。

 ただ、Alfrescoというのはかなり大きな仕組みで、独自にもう少し軽量なEC
Mは作れないかという声が弊社の開発者の中から出てきていました。もうひと
つ、文書管理で重要な要素として文書のメタデータの管理がありますが、メタ
データという「あらかじめ何が入るのかを定義しづらい」ものを補完する仕組
みとして、近年すっかり定番の技術として定着したNoSQLのDBを使ったECMを作
ってみてはどうか、という声もまたありました(Alfrescoでは普通にRDBを使
っています)この2点の動機があって、開発が始まったというわけです。

 とくに後者のメタデータについて、というのは文書管理をしようとすると確
実に考えなければならないことで、動的に属性を追加していけるNoSQLが文書
管理システムという文脈でどう有利に働くのか、ひとつのモデルケースとして
面白い試みなんじゃないかと思っています。
 いっぽうで、CMIS規格対応、という点については実は大きな動機があるわけ
ではありません。独自規格よりもすでにある標準規格に対応した、という自然
な流れでそうなりました。ただ、インターフェースに当たる部分が規格化され
ていること自体は、オープンソースプロダクトを開発するのにいい条件である
ことはあらためて実感しています。

 なお、本プロダクトはメジャーバージョンである1.0のリリースがやっとで
きた段階です。いろんな点でまだ発展途上段階です。ご興味がありましたらぜ
ひ今後の動向にもご注目ください。ご意見なども歓迎いたします。
 NemakiWareプロジェクトサイト: http://nemakiware.bitbucket.org/

◎杉本琢磨
(株)イージフ所属。共著に「Trac入門 ――ソフトウェア開発・プロジェク
ト管理活用ガイド」(技術評論社)があります(現在、改訂版を執筆中です)。
主食はC#。男女の双子および新生児との生活の合間に仕事をしています。会社
に所属しながらコワーキングをすることについて最近考えています。

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□ 連載コラム 【最終回】
□ 第六回 『OSS開発者の市場動向と人財育成について日本と海外の比較』
□ 執筆:PHP技術者認定機構 吉政 忠志 氏
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             「目指すべきもの」

改めまして。PHP技術者認定機構の吉政でございます。連載も6号になり、今回
が最終回になります。最終回は「目指すべきもの」
というタイトルで書きます。今回はPHP技術者認定機構の理事長という肩書と
いうよりも、個人の思いに近いことを書きたいです。

認定試験を通じて、著名な技術者が輩出されることはありえないといわれてい
ます。Geekやウィザードと呼ばれている方々は、教育されて頭角を表すのでは
なく、才能があり、自身の努力によって開花するといわれています。今の時代
では、その考えは正しいと思います。しかし認定試験を受験する年代が若年化
していけばどうでしょうか?大学や専門学校、高校、中学校、そして小学校の
授業やクラブで一つの習熟度の確認として採用されていくとどうでしょうか?
 試験があるからちゃんと勉強してみようかなと思う学生が増えるように思え
ます。習熟度を確認する認定試験だからこそ、学校に採用されやすい側面があ
ります。小さいうちからプログラミングの楽しさを知ることができれば、将来、
優秀な技術者になる可能性は高くなるように思えます。これから10年、20年か
けて、まさにこの実現を狙っていきたいです。認定試験により技術者層を厚く
したいのです。

学校のカリキュラムに採用されなくてもクラブ活動を認定試験が支援をし、若
年層がプログラミングに触れる機会が増えるだけでも、大きな進歩になります。
もしかしたら今のIT業界の一般的な試験制度ではなかなか難しいかもしれませ
ん。しかし、漢字検定が小学校の推奨試験になっているので、IT系の認定試験
でも方法はあるはずです。

PHP技術者認定機構はオフィスも常勤雇用者も持たない、業界でトップクラス
のライトウェイトな経営をしている認定試験です。この運営方式を維持しつつ、
拡大できれば、大きな利潤が得られ、その利潤を次の世代に投資ができるので
す。

日本は資源が少ない無資源立国です。ソフトウェア産業のような頭脳を資源に
する産業は日本の基幹産業にするべきと考えています。私は無力ゆえ、大きな
ことはできませんが、IT教育に携わる一員として、次の世代に残せる仕組みを
一つでも作りたいと考えています。今後のPHP技術者認定機構の活動にご注目
ください。PHP技術者認定機構は主旨に賛同いただける協賛会社を募集してい
ます。(無料で参加できます)ご賛同いただける方は、以下の参加方法をお読
みの上、ご参加いただけると大変うれしいです。今号で最終回になりました。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。またどこかでお会
いできることを楽しみにしております。

※協賛会社申請方法
http://www.phpexam.jp/partner/

※協賛会社リスト
http://www.phpexam.jp/partner/partnerlist/
(OSSコンソーシアムメンバーの皆様には多くご参加いただき、感謝しており
ます!)

◎ 吉政 忠志(PHP技術者認定機構)氏について
PHP技術者認定試験を同機構の理事長として推進する一方で、国産言語である
Rubyビジネスに憧れ、Rubyの普及に少しでも役立ちたいと考え、Ruby技術者認
定試験とRails技術者認定試験も積極的に推進しています。

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□ 会員さまからのお知らせ
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◎<2012/9/13>テンプスタッフ・テクノロジー主催
「オープンソースで構築する認証基盤」
~ハイブリッド・クラウド時代の統合認証からシングルサインオンまで~』
http://www.temptech.co.jp/seminar/seminar_detail.php?SID=HRS005

◎<2012/9/19>『ID & IT Management Conference 2012』@大阪開催
【詳細/お申込】http://nosurrender.jp/idit2012/

◎<2012/9/21>『ID & IT Management Conference 2012』@東京開催
【詳細/お申込】http://nosurrender.jp/idit2012/

◎『LPICレベル1技術解説無料セミナー』開催@東京【9月22日(土)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/2012/09/event_20120922_01.shtml

◎『LPICレベル3 303技術解説無料セミナー』開催@東京【9月29日(土)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/2012/09/event_20120929_01.shtml

◎『LPICレベル3 302 Mixed Environment 技術解説無料セミナー』@東京 
10/13(土)開催
http://www.lpi.or.jp/news/event/2012/10/event_20121013_01.shtml

その他、Webにて掲載中 http://www.osscons.jp/modules/member_ad/
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□ 編集後記
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最後までお読み頂きありがとうございます!!

8/4、人生2度目の富士登山にいってきました(^^)/
前回は9月中旬と、かなりシーズン終わりに行ったため空いていたのですが、
"さすが富士山"登山道がかなり渋滞しておりました(^^;)

ですが、無事にご来光も拝め、下山することが出来ました!!

体力がないので、上りも下りも辛かったですが、下山した後の温泉は本当に最
高です!「このために登ったのかも」と思うほどです(笑)

前回も今回も、登っているときは「もう二度と登らない」と思うのですが、、、
喉元過ぎれば熱さを忘れる、楽しい記憶しか思い出せず(^^;)来年も挑戦して
そうです(笑)人間の脳はすごいですね~。

「来年こそは」と思っているみなさま、ぜひ富士山でお会いしましょう♪

それでは、次号も宜しくお願いいたします!(谷相)
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※ 掲載記事は、原文のまま転送・転載して頂いて構いません。

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発行人:OSSコンソーシアム 理 事 杉本  等
編集長:OSSコンソーシアム 事務局 谷相 貴美
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