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2012/09/27

50年以上現役、世界中で活躍するCOBOL言語の可能性とは

| by 事務局
■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2012/9/27

□     --- OSSコンソーシアム NEWS vol.040 ---

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おはようございます。
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美です(^^)/

ほんの少し秋めいてきましたね。
朝夕は、かなり涼しくなったように感じます。

季節の変わり目、風邪など引かれませんようお気をつけくださいませ('-'*)

先日、当団体の総会にて「OpenOffice.org」の導入事例をご講演くださった交
野市さんの記事を読みました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120912/422442/?ST=oss

オフィスソフトの次は、OSもLinuxに移行しているとのこと。こういった取り
組みが日本中の自治体で、ますます広がっていけば良いなと思います。

当団体でも、今号でご紹介する東海支部のOSSセミナーや、女性向けのはんだ
づけセミナーなど、OSSに興味がある皆さまの活動をサポートさせて頂ければ
と思います。

また、大好評のコラム「オープンソース物語」、今回は50年以上の歴史がある
COBOLの現状を、世界での状況も踏まえ東京システムハウスの清水氏が寄稿く
ださいました!ぜひご一読くださいませ(^^)

それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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http://twitter.com/osscons セミナや部会、OSS関連の最新情報をお届け♪
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◇◇ CONTENTS ◇◇

★ 本日開催、第5回「CMSインサイド」 開発者が語るNetCommons

★ 10/9、OSSコンソーシアム東海支部設立1周年記念セミナーのご案内

★ 9/30、組込み部会女子部の第5回はんだづけ勉強会

★「オープンソース物語」第17回、オープンソースCOBOLの可能性
(東京システムハウス(株)清水 真 氏)

★ 会員さまからのお知らせ
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□ 本日開催、第5回「CMSインサイド」 開発者が語るNetCommons
□    ~この人にきけばNetCommonsのすべてがわかる~
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CMSインサイドは「OSSコンソーシアム CMSビジネス部会」が運営する、CMSの
機能を徹底比較するセミナーです。
WEB制作者/担当者の方がCMSの選定をする際の参考資料としていただく事を目
的としています。

開発チームの寺口浩平様にNetCommonsをご紹介いただき、質問に答えていただ
きます。ぜひ"突っ込んだ"質問をご用意ください。

●NetCommonsの機能についてさらに深く知りたい方、これからNetCommons使っ
てみようと考えている方、他のCMSを使っていてNetCommonsがどこまでできる
のかを知りたい方等々、CMSに興味を持っている方ならばどなたでも結構です。
ふるってご参加ください。

申込 :http://atnd.org/events/32076

日時 : 2012/09/27 16:00 ~ 18:45
定員 : 30 人
会場 : イタリア文化会館10F コーチAホール (東京都千代田区九段南2-1-30)
    http://www.cb21.co.jp/company/access
主催 : OSSコンソーシアムCMSビジネス部会
参加費 : 無料

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□ OSSコンソーシアム 東海支部設立1周年記念セミナー
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 この度、東海支部では設立1周年を記念し、Androidの活用をテーマとして
セミナーを開催いたします。

 製造業の街、浜松、豊橋で、大小個人様々な組織で活躍されている組込み系
技術者の皆様のために、組込み部会での最新テーマをお届けしたく、本セミ
ナーを企画いたしました。

 当日は、招待講演「本当の制御に使えるAndroidの今 -Androidとアルデ
ィーノを接続した制御-」で株式会社アックス 代表取締役会長兼社長 竹岡
尚三 氏に、地元活動の紹介「遠州地域におけるIT関連コミュニティ活動」と
してアヴァロンコンピュータ株式会社 代表取締役 岡本 哲治氏にご講演頂
きます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

開催日時 :平成24年10月9日(火) 16:00~18:00(受付開始15:30)
      (18:00~20:00で懇親会を行います。)
会場   :浜名湖弁天リゾート ジ オーシャン
      ご案内図:http://www.the-ocean.jp/
参加費用 :参加費無料 ※懇親会に参加するときは懇親会費¥5,000程度が
必要です。
定員   :50名
詳細/申込:http://www.tsc.co.jp/ossc/

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□  9/30 OSSコンソーシアム組込み部会女子部 第5回はんだごて勉強会
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・開催日時:2012/09/30 13:00  ~  16:30
・定員    :10人
・参加費 :400円
・場所  :若松通商5F アキバNet館
・主催
  OSSコンソーシアム ( http://osscons.jp/ )
  OSSコンソーシアム組込み部会 ( http://www.facebook.com/ossc.emb )
・協力  :若松通商
・参加資格:女性 はんだごてを触ったことがなくても大丈夫です。
※男性の方の同伴、見学は自由です(お席を確保することは出来ません)
・服装 はんだごてを使用しますので、汚れてもよい服装でお願いします。
    髪の長い方は束ねられるようにしておいてください。
・内容
関西で開催された日本橋女子ハンダ付け会
(  http://atnd.org/events/29165 )と同内容の勉強会を予定しています。

 Android端末からADKの技術を使ってArduinoを操作します。
 Arduinoに接続する基板を作成します。

詳細/申込み http://www.zusaar.com/event/382054

☆嬉しい特典☆
激レアな組込み部会ステッカープレゼント♪

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□ 第17回 オープンソース物語、オープンソースCOBOLの可能性
□ 執筆:東京システムハウス株式会社 清水 真
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          オープンソースCOBOLの可能性

皆さんはCOBOLと聞いてどのような印象をお持ちでしょうか。このコラムを読
まれている方々にとっては、COBOLは古い言語であってもう使われていないの
では?という方もいるかも知れません。

ところが、現在もCOBOLは現役バリバリのプログラミング言語なのです。
(独)情報処理推進機構の「ソフトウェア開発データ白書2010-2011」によれ
ば、開発に使用した言語の割合は、COBOLはJavaに次いで2位であり、VB や C
言語 より多く選択されています。また既存COBOL資産の量については、世界で
2,000億行という推定が出されています。

これだけ使われている開発言語ですから、そのニーズは非常に多いのですが、
オープンソースのCOBOLコンパイラは余り知られておりません。何故でしょう。
COBOL言語には50年以上の歴史があるとおり、メインフレーム時代から続くほ
ぼ唯一の開発言語です。恐らくそこには、コンピューターメーカーの思惑が深
く関わってきたという背景があるのでは無いかと思われます。

今年の6月、ひょんなことからヨーロッパに行く予定が出来ました。以前より
ヨーロッパは日本とよく似ており、COBOLユーザも多くいると聞いていました。
そこでOpenCOBOLのコミュニティを頼りに、パリとローマでそれぞれOpenCOBOL
でビジネスをしている企業を訪れました。

どちらも我々を非常に歓迎し、様々なオープンソースとCOBOLの話を聞かせて
もらいました。そこで感じたことは、ヨーロッパでは予想以上にOpenCOBOLの
活用が進んでいたこと、そしてオープンソースのメリットを最大限に享受し、
COBOLのビジネスを楽しんでいたことでした。
また日本と違いCOBOL言語に対するネガティブな意識は無く、今後もCOBOLを利
用し続けたい企業は多くいるとのことです。ただ残念なのは、総本山であるOp
enCOBOLコミュニティがあまり活発に活動していないため、それぞれの国毎に
独自のOpenCOBOLコミュニティが形成されていることでした。

今年の7月、日本でも同様に「オープンCOBOLソリューション部会」が立ち上
がりました。パリやローマと比べると後発になりますが、日本特有の2バイト
文字の問題などを解決させるなど、日本で使いやすくするための多くの修正を
行っております。

50年以上の歴史があり、今も世界中で現役で使われている言語はCOBOLだけで
す。プラットフォームがオープン化・クラウド化されていけば、オープンソー
スのニーズが生まれてくるのも必然だと思います。
オープンソースのCOBOLはまだ歴史が浅いですが、なにより既にCOBOLが世界中
で使われているという背景が、オープンソースとしての普及を強く後押しする
のでは無いかと思います。
我々も「オープンCOBOLソリューション部会」の一員として、取り組んで行き
たいと思います。

最後に、来る10/16(火)に、品川にて東京システムハウス主催のセミナーが開
催されます。
オープンソースのCOBOLを活用した事例講演もございますので、ご興味のある
方は是非お申込・ご参加下さい。
http://www.sbbit.jp/eventinfo/14542/

◎清水 真
1997年に東京システムハウスに入社、現在まで一貫してCOBOLのマイグレーシ
ョンビジネスに携わる。ここ最近はOSS COBOLを活用したレガシーシステムの
クラウド化を推進。

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□ 会員さまからのお知らせ
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◎『LPICレベル3 303技術解説無料セミナー』開催@東京【9月29日(土)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/2012/09/event_20120929_01.shtml

◎10/4、100名まで無料のASPサービス「MosPii」勤怠管理の機能解説セミナー
http://www.mosp.jp/seminar/seminar20121004.html

◎10/11、「One Day Seminar  ~システム基盤の価値を高める5つの視点~」
http://www.ashisuto.co.jp/event/ods201210/

◎『LPICレベル3 302 Mixed Environment 技術解説無料セミナー』@東京 
10/13(土)開催
http://www.lpi.or.jp/news/event/2012/10/event_20121013_01.shtml

◎10/16、事例・実績からみるマイグレーションの真理  MMSフォーラム2012
http://www.sbbit.jp/eventinfo/14542/

◎10/20,27「PostgreSQL導入トレーニング」OSS-DB Exam Silver 対応コース
http://www.dht-jpn.co.jp/training/pgsql-intro.php

その他、Webにて掲載中 http://www.osscons.jp/modules/member_ad/
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□ 編集後記
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最後までお読み頂きありがとうございます!!

先日、久しぶりに電気屋さんへテレビをみにいきました。
そろそろ、アナログからデジタルにしようかと気軽な気持ちで行ったのです
が、、、すごいですね。

テレビ売り場に行って驚いたのが、なんといっても大画面の迫力。
これも、薄くなったからこそ出せるのでしょうが、私の小さい部屋には置けま
せん(笑)

結局22型を買ったのですが、あんなに大きいテレビ画面だと、かなり広い部屋
でないと目が痛くなってしまいそうですね(^^;)

テレビを買ったついでに、マッサージチェアにも座ってきました♪
これがまた、最高に気持ち良かったです。
私の知っているマッサージチェアとは全然違いました。
お値段は20万切る位なのですが、頭から足先まで体中をサポートしてくれます。

心の底から欲しくなりましたが、これまた置き場所がないのでなくなく諦めま
した(>_<)

マッサージチェアも、もう少し薄型化されれば嬉しいですね~。
今後に期待しつつ、しばらくは銭湯や温泉、空港に行った際の楽しみにしたい
と思います♪

それでは、次号も宜しくお願いいたします!(谷相)
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編集長:OSSコンソーシアム 事務局 谷相 貴美
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