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2025/09/26

10/17,データ活用の現状と近未来 —— データベースからデータスペースへ

Tweet ThisSend to Facebook | by OSSコンソーシアム 広報委員会

データ活用の現状と近未来 —— データベースからデータスペースへ

(gihyo.jp連載&DB部会10周年記念)
技術評論社 gihyo.jp「OSSデータベース取り取り時報」の連載10周年とデータベース部会発足10周年を記念して、オープンソースカンファレンスの場をお借りして企画イベントを開催します。

〔企画の趣旨〕

これまで私たちは,OSSやその他ITツールという道具に目を向けていて,データ処理ツールやデータそのものが世の中でどういう役割・位置づけを担うのかについて考えることはやや少なめだったと感じます。データ管理・処理ツールの活躍の場やOSSの役割について,すこし長期のスパンで考えるためにも,これまでじっくりと考える機会の少なかった上記の点について認識を新たにするべきではないでしょうか。データが世の中でどの様に役立っていくのか,特定企業内とか国内とかを越えてグローバルな視点での価値を創出するビジョンの一つとして,データスペースの考え方,ウラノスエコシステムという具体的な事例が,この足りなかった視点を持つきっかけになるのではないでしょうか。
また,デジタルデータの価値を高めることがデジタル変革にとって必須であること,そしてOSSを含むオープンな取り組みと合わせることが,DXを前進させるのではとの予感を持っています。
このセミナーは,技術評論社 gihyo.jp「OSSデータベース取り取り時報」の連載10周年とデータベース部会発足10周年を機に企画しました。将来だけを見るのでは無く,現状認識もしながら,データ活用の近未来像について考える場にできればと考えています。


——◆◇◆ 開催概要 ◆◇◆——

■タイトル

データ活用の現状と近未来 —— データベースからデータスペースへ
(gihyo.jp連載&DB部会10周年記念)

■日時

2025年10月17日(金) 14:00〜17:45

■開催方法

ZoomおよびYouTubeライブによるオンライン開催,
( オープンソースカンファレンス Online/Fallプログラムの一部として実施 )

■プログラム内容

  (調整中・未確定の部分があります)

◆Part 1 (14:00-)

データ活用の現状と近未来 —— Part 1: DBMSとデータ活用の現在地


(1-1) この10年のDBMSの流れを俯瞰して
  梶山 隆輔 (日本オラクル, OSSコンソーシアム データベース部会)

(1-2) レガシー刷新とデータ活用 — OSSで始めるCOBOL基幹のモダン化
[概要] 基幹システム、特にCOBOLを利用しているユーザのお困りごととへの答えと、OSS基盤の活用についてお話します。
  井坂 徳恭 (東京システムハウス, OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会)

(付録) OSSコンソーシアムの紹介
  鵜川 徹 (デジタル・ヒュージ・テクノロジー, OSSコンソーシアム 副会長)

◆Part 2 (15:00-)

データ活用の現状と近未来 —— Part 2: これからのデータ処理とデータ活用


(2-1) ノーコードOSSで無理なくはじめるデータ活用
[概要] ノーコードOSSを使って誰にでもできる「データ活用の民主化」を支援。現場から無理なく始められる活用のステップをお伝えします。
  内田 太志 (インプリム, OSSコンソーシアム データベース部会)

(2-2) Tsurugi紹介(Tsurugi+MCP説明)
[概要] RDBとMCPの結合は、RDBの利用可能性を飛躍的に増大させます。OSSであるTsurugiがそのベース・パフォーマンスが極めて高いため、特にその用途が広くなります。Tsurugiの基本性能とMCPとの結合についてのユースケースと中心に説明します。
  神林 飛志 (ノーチラス・テクノロジーズ)

(特別付録) OSS鳥瞰図の紹介
  榎 真治 (日本OSS推進フォーラム, LibreOffice 日本語チーム)

◆Part 3 (16:00-)

データ活用の現状と近未来 —— Part 3: 【特別講演】デジタル・エコシステム実現に向けた取組みについて

[概要]
さまざまな社会・産業の課題解決やデジタル時代における日本の競争力強化を目的としたデジタル・エコシステムに関連して、基盤となるデータスペースの概要やウラノス・エコシステムの取組みについてお話します。
[講演者] 
 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) デジタルアーキテクチャ・デザインセンター アーキテクチャ戦略企画部 
 ウラノス・エコシステムチーム
 上野 裕季

◆Part 4 (16:45-)

データ活用の現状と近未来 —— Part 4: 〔パネルディスカッション〕これまでのデータベース・これからのデータスペース

パネリスト:
 上野 裕季 (独立行政法人情報処理推進機構(IPA))
 梶山 隆輔 (日本オラクル, OSSコンソーシアム データベース部会)
 井坂 徳恭 (東京システムハウス, OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会)
 内田 太志 (インプリム)
モデレータ:
 溝口 則行 (OSSコンソーシアム)

《参加方法》


[PR] この企画は「OSSデータベース取り取り時報」連載10周年記念の第1弾として実施します

「OSSデータベース取り取り時報」の記事はこちらからアクセスできます




《講演スライド資料など》



  • Tsurugi+MCP説明

本講演のスライド資料と録画の公開はありません。最新情報は,劔"Tsurugi”のコミュニティWebサイトをご参照ください。 → https://www.tsurugidb.com/








  • 《講演とパネルディスカッションの動画》

    • 今回開催したセミナーの内容をYouTubeで視聴いただけます。YouTubeのOSSコンソーシアムのチャンネルにまとめてありますのでご覧ください。今回は3部構成(Part 1〜4)で実施をしましたが,4つのパートに分割して公開しています。

    • また,過去のOSCでのセミナーについても再生リストでまとめてあります。よろしければチャンネル登録もお願いします!



        準備ができ次第掲載しますのでしばらくお待ちください。








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