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2021/10/13

三大欲求より強い「繋がり欲求」から見たプロジェクト立上プロセスの話

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 最近、時期的に、プログラム・マネジメント / プロジェクト立上 とか、そう言う事を考える時間が増えてきていますが、長々、疑問だったことが、なんとなく解ってきました。

 ヒントは、岡田斗司夫の


 中の「三大欲求より強い"繋がり欲求=生存本能"」って辺りでしょうか。コレは、子供のイジメもそうですが、歴史的に、使えない人間を集団から外そうとするのが、人間の命を最も多く奪ってきた行為で、コレは、狩猟・漁労時代からの習慣と言う事の様です(以降、農業革命は産業革命では、戦争の大規模化が続くが、依然として、人間の脳は、狩猟・漁労時代にセッティングされているので多様性に問題がある)。

 そう言う事もアリ、承認欲求とか、マズローの欲求5段階説の自己実現とか言うモノもありますが、SNS上での行為は、「"自分は使える人間だ"と集団に自身を売り込む事で、自身を集団の中でより生存し易くする。」と言う事を無意識に行っている。と言うのが背景にある様です。

 ...で、ソレが、プログラム・マネジメント / プロジェクト立上と、ドウ関係するのか?と言う話なんですが、これらの起案を、専門知識を駆使して論理的に構成した後、ソレが認可のタイミングで、バズワード単品の横並びに置換されるのを見て、なんでか?と思っていたんですが、この理由は、伝言ゲームの中間層やTOP層に内容を理解できないオッサンが居るからってのがあるようです(聞いても理解できない、理解できないから説明できない)。

 ...で、この様な環境下で、「自分は使える人間だ!」と戦略的にアピールしようとすると、理解させる方にパワーを割くより、バズワード単品の横並び(するか、若しくは、本質にフォーカスするより、認可され易い方面にフォーカス)してしまった方が、高度で論理的な構成より、有効に機能する。と言う話になるようです。

 で、情報革命時代、人間のIQは下がっているようですが、この代替で、現代の人類の能力としてダメダメな集合知(≒ 他から提供される大量の情報を寄せ集めて、活用する能力 / 知性)を手に入れることが出来れば、ソレはソレで良い事になるんじゃないか?等と思ったりしました(と言う事で、当面、プライベート・プロジェクトは続く気がしていますが、プライベート・プロジェクトの成功事例の情報があったので以下に掲載しておきます)。


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