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2023/04/03

【5/19開催】第13回 opensource COBOL活用セミナー

Tweet ThisSend to Facebook | by 東京システムハウス(株) 井坂

第13回 opensource COBOL活用セミナー
 ~#おたくのCOBOL見せてください~

 多くの企業の基幹システムにはCOBOL資産が残されており、その資産を将来どう取り扱うかが課題です。

 OSSコンソーシアムでは、基幹系システムへのOSS適用と、その鍵となるCOBOLコンパイラopensource COBOLおよび Javaを中間コードとして出力するCOBOLコンパイラopensource COBOL 4Jを公開してまいりました。2023年より、長年海外のコミュニティーでメンテナンスが続けられてきたGnuCOBOLに、日本向けの機能拡張をおこなったGnuCOBOL OSS Consortium patchの提供も開始しています。

 本セミナーでは、オープンCOBOLソリューション部会の活動内容と、opensource COBOLシリーズの製品紹介、そして実際にそれらを適用して業務システムを運用している企業より事例の紹介を行います。

■開催日時:2023年5月19日(金) 14:00-16:00(13:30より受付開始)
■開催会場: 
【オフライン】
秋葉原レンタルスペース201
東京都千代田区神田須田町2-9-5

【オンライン】
Zoom ウェビナー(参加者の方へconnpassページより後日URLをご連絡します。)
■主催:OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会
■参加費用:無料
■定員:会場参加  :30名
    オンラン参加:50名
■対象:基幹システムへのオープンソース適用に興味のある方
    COBOL資産のモダナイゼーションに興味のある方

      (Connpassが難しい場合)http://www.osscons.jp/osscobol/inquiry/

■プログラム(※講演内容、時間は変更になる可能性があります)
14:00~14:15 『オープンCOBOL部会紹介』
                         OSSコンソーシアム 理事
                         OSSコンソーシアムオープンCOBOLソリューション部会 リーダー
                         比毛 寛之
14:15~14:45 『[開発者が語る opensource COBOL』
                         OSSコンソーシアムオープンCOBOLソリューション部会
                         井坂 徳恭
                         坂本 優太郎
14:45~14:55 休憩
14:55~15:10 『opensorce COBOL こんな風に使ってます』
                         OVOL ICTソリューションズ株式会社
                         システム開発本部 IT技術サポート部 部長
                         佐々木 堂至
14:10~15:25 『どうする!? レガシー資産(事例紹介・2度のマイグレーション奮闘記)』
                         サン情報サービス株式会社
                         東京支社長 兼 営業部長
                         佐々木 聡
15:25~15:40 『OSSを活用したマイグレーション』
                         東京システムハウス株式会社
                         マイグレーションソリューション部 部長
                         比毛寛之
15:40~15:45 『OSSコンソーシアムの紹介』
                         OSSコンソーシアム 顧問
                         山﨑 実
15:45~15:50 質疑応答

<お問合せ>
本件に関するお問合せには、OSSコンソーシアム事務局までお願い致します。

<参考URL>
■opensource COBOL(Github)

■Open-COBOL-ESQL(Github)  PostgreSQL COBOLプリコンパイラ

■opensource COBOL4J (Github) Java ソースコードを中間コードとして出力するCOBOLコンパイラ

■Open-COBOL-ESQL-4j (Github) opensource COBOL4J用のPostgreSQL COBOLプリコンパイラ

■GnuCOBOL with OSS Consortium patch

■GnuCOBOL

以上

13:22
2023/03/10

▶動画&資料公開▶3/10,「デジタル変革にはOSSをこう使ってくれ!」

Tweet ThisSend to Facebook | by OSSコンソーシアム広報委員会
オープンソースカンファレンス 2023 Online/Spring にて「デジタル変革にはOSSをこう使ってくれ!」を開催しました。

オープンソースカンファレンス 2023 Online/Spring 「デジタル変革にはOSSをこう使ってくれ!」


DXブームの中でデジタル化やIT活用は進みつつあるようです。しかし目指すべきはDXの本来の意味である「デジタル変革」を進めること。そして、ITのプロである私たちは、デジタル変革のためにOSSを含むITをどう役立てるかを理解し社会に提案していきたいものです。

この企画の第1部~第2部では、まずはDX(デジタル変革)に資する企業ITが満たすべき条件を踏まえ、その後にコンソーシアムメンバが取り組むOSSがデジタル変革にどの様に役立つのかを順番にお話しします。そして第3部では、取り組むOSS製品やジャンルを超えた講師陣により推進上の課題や将来像についてざっくばらんに議論します。



 プログラム内容

プログラムと登壇者


 発表スライド資料

《第1部》レガシー刷新と攻めの変革の両立を目指して

前半は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によるDX推進施策とDX推進のためのコミュニティ活動であるDXITフォーラムを紹介いただきます。後半はオープンCOBOLソリューション部会メンバでもある東京システムハウスがopensource COBOLの活用やITモダナイゼーションサービスについて説明します。
[資料表紙](1-1)企業ITの現状を理解するためのPFデジタル化指標-IPA滝田

OSSを活用したITモダナイゼーション

[資料表紙](1-2)OSSを活用したITモダナイゼーション-TSH比毛


《第2部》2大OSSデータベース: MySQLとEDB Postgres

OSSデータベースのツートップであるMySQLとPostgreSQLがそろい踏みです。日本オラクルでMySQLを推進するメンバと、EDB Postgresを提供するEnterpriseDB(EDB)の代表に講演していただきます。
[資料表紙](2-1)DXの推進にPostgreSQLを使い倒す-EDB北川

デジタル変革にも役立つMySQL!!

[資料表紙](2-2)デジタル変革にも役立つMySQL-Oracle山崎

《第3部》座談会

第1部と第2部の発表者を中心にOSSコンソーシアムのメンバが加わって、デジタル変革が求められる中でOSSをどう活用したら良いか、どの様なOSS活用の提案をしたら良いのかなどを、座談会形式で議論します。

[資料表紙](3)座談会用参考資料

《その他》

OSSコンソーシアム紹介

[資料表紙]OSSコンソーシアム紹介


 ビデオ
【セミナーを動画で視聴いただけます】

今回開催したセミナーの第1部〜第3部のすべてを,YouTubeで視聴いただけます。YouTubeのOSSコンソーシアムのチャンネルにまとめてありますのでご覧ください。過去のOSCでのセミナーについても再生リストでまとめてあります。また,よろしければチャンネル登録もお願いします!
OSSコンソーシアムYouTubeチャンネル画面

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14:00 | ご案内
2022/11/01

EDB CEO Ed Boyajianさんとの対談 Part.2

Tweet ThisSend to Facebook | by データベース部会

「EDBはPostgreSQL開発コミュニティと共に進化する」〜 EDB CEO Ed Boyajianさんとの対談 Part.2


PostgreSQLの開発コミュニティの中心的な存在でもあり,また,拡張された機能やサポートサービスを提供しているEDB(EnterpriseDB)のCEOである,Ed Boyajian(エド・ボヤジン)さんと対談する機会がありました。

対談内容のおおむね半分くらいは,技術評論社のgihyo.jpで連載中の「OSSデータベース取り取り時報」第87回(2022年11月1日公開)に寄稿しました。gihyo.jpの記事では,データベース(DB)をOSSとして発展させることに努力されてきたこれまでの歩みや,広く使われることが求められる汎用DB提供者としての自信,コミュニティと共に成長することを大切にされている姿勢などについてまとめました。ただ,対談の全てをそちらの記事に掲載できませんでしたので,残りをこのブログに記します。

Ed Boyajianさん

・‥ ◇ ◆ ◇ ‥・

(溝口) デジタルトランスフォーメーション(DX)についてお話したいと思います。DXに際してはデータの活用がたいへんに重要になってきます。従来型のアプリケーションでは構築前にプログラムもデータもガッチリと設計して構築します。PostgreSQLの様なRDBとSQLによる処理は,その様な従来型のアプリケーションにはたいへんに強みを発揮しますが,デジタル変革を目指した場合には,柔軟なアプリや柔軟なデータ設計に対応できるようにしていく必要があります。この流れに対応していくために,EDBが新しい機能を組み込んでいったり,新しいツールを開発して提供していくようなことはあるでしょうか。

(Ed) DXで重要なことは,企業にせよ政府にせよ,いかにソフトウェアを使いこなしていくかが重要です。つまり,これまで以上に多くのソフトウェアを開発していくことになります。これから新たに開発していくものも含めてそれらの多くをPostgreSQLやEDBがサポートしていくことに変わりはありません。トランザクショナルなRDBというその部分はPostgreSQLのコアの部分であり,その役割は変わらずに担っていきます。
また,PostgreSQLは様々なデータタイプを扱うことができるのが特徴で,オブジェクト指向RDBという特徴を持っています。これはストーンブレーカー博士が創始した時からの特徴です。現在稼働している様々なアプリケーションを見ると,トランザクショナルDBはもちろん,GIOロケーションであったり,ドキュメントDBであったり,JSONBであったりという新しい使い方もあり,それらに対応していくことも必要なことです。これらにはPostgreSQLを拡張していくことによりキャッチアップしていくことになります。たとえばTimescaleDB(時系列DB向けの機能)などもその一例です。これまでのLinuxなどをみてみても,いろんな変化に対応できるようにするために,新しい技術を吸収していくことが求められるでしょう。

(溝口) その様に新しい技術を吸収していくと,PostgreSQLが巨大で複雑になるのとともに,EDBも今よりももっと大きく複雑なものになってしまいますね。

(Ed) DXの進展と共に,今とは違う機能が今後は求められることに,PostgreSQLの開発コミュニティとともにEDBもそれに答えられるように対応していくことになります。世界のどこにあっても同じPostgreSQLのデータベースを,どこのデータセンターでもクラウドサービスでも運用できるようになっていくでしょう。

(溝口) OSSは比較的小さな機能のものがたくさん存在してそれらを使い分けていくパターンと,Linuxの様に「様々な使い方にも対応できる巨大で強力なもの」の両方がありますが,PostgreSQLとEDBはその後者のパターンに進むのでしょうか?

(Ed) 各種機能は,DBMSの中に組み込まれていたり,DBMS本体の外部に出ているものもありますが,それらを一旦ひとまとめにして提供するのがEDBのアプローチになっています。管理機能や障害対応,互換性についての機能なども同様です。多くの顧客が一つのソリューション(製品)で多くのことができるようにして欲しいということを要望しています。

(溝口) これまでのEDBのメッセージは「Oracleからの移行先として最適だ」という点が強調されていた様に思いますが,最近は少し変わってきたように思います。つまり,現在動いているOracleのDBと同じことができる点はあまり訴えなくなっていて,それよりも,これから未来のもっと新しいニーズに応えていこうとしている様に聞こえます。これから,EDBがPostgreSQLと一緒に「こういうことを実現していきたい」と考えているものはありますか?

(Ed) とても重要な点です。私も経験しているがデジタル変革は,今までみたこともないようないろんなアプリケーションが登場してくるでしょう。それらのアプリはいろんなデータセンターやまたはクラウドで稼働するようになってきています。EDBはそのためにいろんな枠組を開発して提供しつつありますが,Postgresがその媒介としての役割となるように,また,新しいアプリケーションに対応できるようにと考えています。EDBが開発した新しいBigAnimalが,これから登場してくる新しいアプリケーションの交差点のような役割を担えればと思っています。また,Kubernetes,つまりコンテナ環境でPostgreSQLを稼働させるオペレータにもEDBは寄与しています。分散したグローバルなシステムをいかにまとめていくかという点でも,業界でも一番人気のある製品になっています。

Edさんとデータベース部会溝口


10:00 | 開催報告
2022/10/21

Postgres Vision Tokyo 2022のパネルディスカッションに参加

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Postgres Vision Tokyo 2022のパネルディスカッションに参加



9月7日~9日に「EDB Postgres Vision Tokyo 2022」がオンラインで開催されました。今回は,私たちOSSコンソーシアムのデータベース部会も一部で関わらせていただきました。
PostgreSQL関連では日本国内にて恒例開催される代表的なイベントがいくつかありますが,Postgres Vision Tokyoもそのひとつです。3日間に20のセッションが設けられました。
私たちが参加させていただいたのは,初日の基調講演「デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中で考えるべきデータベースのモダナイゼーションの方向性」に併設のパネルディスカッションです。

このパネルディスカッションの概要を含め,Postgres Vision Tokyo でのいくつかのセッションを取り上げた報告を,技術評論社のgihyo.jpに連載中の「OSSデータベース取り取り時報」第86回(2022年10月3日)に寄稿していますので,ぜひお読みください。

PostgresVisionTokyoパネルディスカッション
12:00 | 開催報告
2022/04/15

【5/20開催】第12回 オープンCOBOLソリューション部会セミナー

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第12回 オープンCOBOLソリューション部会セミナー
 ~DXと基幹系システムへのオープンソース適用~

 OSSコンソーシアムでは、基幹系システムへのOSS適用とその鍵となるCOBOLコンパイラopensource COBOL、PostgresSQL向けの埋め込み型SQLプリコンパイラOCESQLを公開してまいりました。また、海外のコミュニティでは、ヨーロッパのコミュニティを中心にGnuCOBOLとして開発されているCOBOLコンパイラも提供されております。

 DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が企業ITシステムの課題として取り組みの必要性が唱えられております。多くの企業の基幹システムにはCOBOL資産が残されており、その資産を将来どう取り扱うかがDX推進の課題でもあります。 本セミナーでは、IPA様のDXご担当者の講演とユーザ企業の担当者による本音で語る座談会を通じて、多くのCOBOL資産を抱える基幹システムの今後を考えてみたいと思います

■開催日時:2022年5月20日(金) 14:00-15:40
■開催会場:Zoom ウェビナー(オンライン開催)
■主催:OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会
■参加費用:無料
■定員:100 名
■対象:基幹システムへのオープンソース適用に興味のある方、
    COBOLのマイグレーションに興味のある方
■お申込み: 
http://www.osscons.jp/osscobol/inquiry/

■プログラム(※講演内容、時間は変更になる可能性があります)
14:00~14:05 『ご挨拶』
                         OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会 リーダー
                         比毛 寛之
14:05~14:30 『[基調講演] IPA のプラットフォームデジタル化指標でIT課題を見える化する』
                         独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)   社会基盤センター
                         DX推進部 技術DXグループ
                         溝口 則行 様
14:30~14:45 『オープンCOBOLソリューション部会の紹介』
                         OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会
                         上野 俊作
14:45~14:50 休憩
14:50~15:30 『専門家大集合!座談会』
                         OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会各社
15:30~15:35 『OSSコンソーシアムの紹介』
                         OSSコンソーシアム 顧問
                         山崎実 
15:35~15:40 質疑応答

<お問合せ>
本件に関するお問合せには、OSSコンソーシアム事務局までお願い致します。

<参考URL>
■opensource COBOL(Github)

■Open-COBOL-ESQL(Github)  PostgreSQL COBOLプリコンパイラ

■opensource COBOL4J (Github) Java ソースコードを中間コードとして出力するCOBOLコンパイラ

■Open-COBOL-ESQL-4j (Github) opensource COBOL4J用のPostgreSQL COBOLプリコンパイラ

■GnuCOBOL

以上
18:02
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