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2021/09/20

物理的な動きが減ったことで浮き彫りになったムダ感

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 私は2019年ぐらいか、SIテンプレをDISル投稿を度々していましたが、昨今のニューノーマル云々で、数値的にも結果に出て来た感があります。なんと言うか、プロダクトの品質云々に関わらず、SIテンプレは、S+P&P(≒ パッケージやサービスの意味)的なモノに勝てなくなってきた感があります(よくよく考えると、ローコード / ノーコードもこの流れなのかもしれません)。

 これ、もうチョット言うと、SIテンプレ、無駄が多くて、ソレが受給の両側(工数と価格)に掛かってきてしまうんで、やっぱ厳しいと言うのが、ニューノーマルで明らかになりつつあるんだと思いますが、何故、ニューノーマルで際立ったか?と言うと、やっぱり、コロナで物理的な動きが減ったことに起因するのでは?という気がしています。

 ...と言うのも、物理的な動きがある場合、無駄を無駄と感じなかった気がするんですよね。なんか、その「動き」に自己満足してた感が強いんですよね。ソレとか、その(、良く解らない)、独自性に価値を感じられていた的な。

 しかし、こう言う「動き」が少ない時代になってくると、その「動き」でごまかしていた何かが、「夢」・「幻」と言うか、所詮、富の再分配として機能していたダケなのでは?と言う気がしてきます(富の再分配は大事ですが)。

 正直、私の仕事は元々、物理的な動きってのは少なかったんですが、ソレでも、ニューノーマルと言われる昨今、更に価値観は無駄を省くような形で変化してきており、「労働は美徳だ。」的な感覚は薄れ、「手足を動かさずに結果が出るならソレに越したことはない。」という感が強くなってきています(そして、一方では、たまには外出して、気晴らししたい。と言う、仕事以外での物理的な動きへの渇望が生まれている感じです)。

 まぁ、そう言う時代ですので、前回の投稿と合わせて考えると、ユーザー領域の情報の非対称性をも無くして、効率化し、上モノで勝つ。って感じが昨今のニューノーマルの働き方ではないか?と言う気がします。
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