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2020/08/31

案件レベルのアーキテクトを薙ぎ倒せば、共通基盤が生き残るかも。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 最近、弊ブログでは、「共通基盤」の問題を「責めて」いますが、唯一、この「共通基盤」が生き残る道があるとしたら、それは、前回言及した、「"案件レベルのアーキテクト"を薙ぎ倒す事かもな。」なんて思ったりしました。

 統合CASEツールにはソレが出来ませんでしたが(統合CASEツールは、最終的には、OSSの「フレームワーク」や、「開発基盤」に取って代わられた)、新しいモノには可能性があるということで。

 ただ、ソレで安泰か?と言うと、そうでもなく、「共通基盤」も、最終的には、「担ぎました系のプラットフォーム」ではなく、「IaC集」みたいな感じになると良い気がしました。

<参考>


 ...と言うのも、「担ぎました系のプラットフォーム」、「担ぐ系」である以上、メガクラウドサービス側が構築手順とかガッチリ出してきてしまうという「話し」もあり、差別化の要素はあまり無いですし、下手をすると、メガクラウド・サービスのデグレード版になってしまう可能性すらあります。

 しかし、IaC集なら、OSSライブラリやフレームワークのように(、"案件レベルのアーキテクト"を薙ぎ倒した分)、新たなエコシステムを拡大させて行く事が出来るかもしれません。恐らく、唯一の勝機はソコにしか無いでしょう。



<あとがき>

 オチとして、案件レベル・アーキテクト氏をエコシステムに巻き込めたら、美しさを感じる気もしましたが、恐らく、年次とかそう言う意味で、実現しないだろうなぁ。...と思ったので、そう言う書き方にせず、「新たなエコシステム」と言う表現にしました。みたいな配慮もあります。
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