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2019/10/28

サプライサイドが引き籠もれると、ガバナンスが効かず、ES低そう。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 最近、下の様な情報が出回り、

https://twitter.com/kou39237514/status/1181522895819833344
 こう@21卒さんのツイート: "NewspicksがVorkersとOneCareerでデータ取った「学生に人気だけど社員の自社評価が低い企業ランキング」、ずっとやって欲しかった感が半端ない… "

 なんとなく、

 (バイアス掛ってそうだケド、)「やっぱ、サプライサイドが引き籠もれる構図の企業が、全体的にガバナンスが効かず、大体、ESの評価が低そう。

 なんて思ったりしましました。

 企業の一覧を見ていると、垂直統合であるか否かは問わず、オープンアーキテクチャであっても、サプライサイドが引き籠もれる企業はダメっぽいですね。SIでのサプライサイドと言えば、インフラ → ミドル → パッケージ の チェーンなんですが、こう言う事業、

 「囲うけどキャパを上げたくないみたいなケースが多い(言うなれば、作業量は確保したいが、キャパシティ向上のタメの努力は嫌で、なるべく楽したい、と言うか、怠けたい。みたいな感じですかね?)。

 気がしますね。
 しかし、そうなると、
 
 「囲う、 → 作業量を増やす、 → 人を増やす、 → ポストに収まる、→ 収益性の微妙な事業の出来上がり。

 みたいな感じになります。

 一方で、パッケージなどを取り扱っていても、従業員満足度(ES)が高い企業もあります。そういう企業は、大概、

 「営業力が強くて、デマンドサイドの情報が適切に、サプライサイドに伝わっている。...もっと言うと、バリューチェーンをデマンドサイドの情報をベースに適宜、最適化させている。

 と言える気がします。

 実際、以前言及しましたが、(「学生に人気で社員の自社評価が高い企業ランキング」にランクインしている)トヨタ自動車は(、現状は)、製造業なんですが、ESの評価が高そうなんですよね。

 これは、

 「需給ギャップのリスクを販売側が負うのは、営業力が強いからできる業で、営業がリスクを負うからこそ、デマンドサイドの発言力も強くなる。」

 と言う事でしょうか。

 そう言えば、最近、流行りの「ナントカOps」((Biz)Dev(Sec)Ops?)も、実は同じような話で、本質的には、

 「引き籠りのサプライサイドをデマンドサイド(サービスサイド)から引っ張り出せ!!

 という話のように思ったりしました。
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