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2019/04/08

Open PaaS系が某弊界隈で微妙だった件について分析してみた。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 以前、この辺で「Visual Studio Kubernetes Tools」の評価をする。などとイキっていましたが、社内でOpen棟梁をKubernetes上で動かした兵(つわもの)の存在も観測したものの、以後、私の、Open PaaSリサーチは停止していて、
 なんてtweetをした一か月後ぐらいに、
 なんて言うtweetが現れ、それを受けて、
 なんて思ったりしました。

 リンク先を読むと解ると思いますが、要約すると、Open Stackの界隈では、パブリック・クラウド側のスポンサーと、プライベート・クラウド側のスポンサーに「利益相反」があるようです。これは、先期に分析した、サプライサイドとデマンドサイド対立にも似ている気がします。そして、それが、k8s(もっと広く言うとOpen PaaS?)で起き得る。という話です(なんか、既にもう起きている感もある気がしますが)。

 コレは、ココの冒頭のリンクを辿ると出てくるココで言われている

 「OSS開発は、サービスやってる会社がコミッタを雇って複数会社でメンテするOSSの方が長期的に見ると安定する。

 という話と関係がある気もします。

 あと、ココで言及したように、某弊界隈では「Open PaaSをCIで活用できるのでは!?」と考えていましたが、実際、テスト関連はローカル環境比率が全然高く、CIで活用する以前に、CIの前にある多数のハードルを飛ぶのが先であるのも、このシナリオが崩れた理由として、あるかと思います。

 そんな & こんなで、「前年度(2018年度)にOpen PaaSに触る機会が失われたのかな?」なんて思ったりしました。

 しかし、以下のような記事も出ているので、


 今後とも継続的にウォッチしていく必要はあるんだろうなぁ?なんて考えています。また、サービスを可動させるとなると、近い話になりそうです。



 ...という私の主観程度のトコロで話を終わらせたかったんですが、最近、以下の様な記事が出てきて、


 ワリと、共感を生んでいるようなので、やっぱそうなんですね。という感じになりました。また、これの最後に書かれている

 「Kubernetesが車だとすると、Nomadはスクーターです。場合によっては一方が好ましく、場合によってはもう一方が好ましいでしょう。両者はそれぞれの生存権を持っています。

 というセンテンス、某弊ブログでも、新技術について言及する機会が多いため、その都度、「新技術を導入する場合は、セグメンテーションしてハマるトコロを研究しろ。」的な話をしていますが、まぁ、それと同じ話だなぁ。なんて思ったりしました。



<参考>


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