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2015/06/02

OSSがテクノロジーのトレンドサークルを生む(OSSコンソーシアム)

| by 事務局
■□━━━━━━━━━━━━━━━━□ http://osscons.jp/ 2015/6/2

□     --- OSSコンソーシアム NEWS vol.067 ---

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おはようございます。
OSSコンソーシアム広報担当の谷相貴美です。

沖縄地方での梅雨入り発表がありましたね。
6/26(金)に開催いたしますOSSコンソーシアム第七回総会の頃には、関東も梅雨入りしているかと思います。

ですが、ご安心ください!
これまでの総会開催日はいつも晴れか曇りとなっています(^^)/

さて、当日は「クラウド時代のOSS活用」をテーマとした経済産業省の柳田氏やTISの溝口氏のご講演、「OSS ビジネスの難しさ・面白さ」をテーマとしたパネルディスカッションも開催いたします。

ディスカッションには時間制限もございますので、その後の懇親会(立食形式)で皆様とより深い意見交換もできればと思っています。

どなたさまでも参加いただけますので、お気軽にお申込みくださいませ♪

申込み:http://www.osscons.jp/seminar/inquiry
詳細:http://www.osscons.jp/jo12e63b0-18/#_18

また、本日のメルマガでは、TIS株式会社の倉持様より

「OSSがテクノロジーのトレンドサークルを生む」

と題してOSSの「動き」に注目したコラムを寄稿頂いております。
ぜひご一読くださいませ!

それでは、今回のお知らせとご報告です。よろしくお願いいたします。
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セミナや部会、OSS関連の最新情報をお届け♪
http://twitter.com/osscons
https://www.facebook.com/ossConsortium
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◇◇ CONTENTS ◇◇

★6/26 第七回総会についてご案内 ~クラウド時代のOSS活用~

★「オープンソース物語」第36回 執筆: TIS株式会社 倉持健史氏
  OSSがテクノロジーのトレンドサークルを生む

★ 会員さまからのお知らせ
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□ 6/26 第七回総会についてご案内 ~クラウド時代のOSS活用~
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     『OSSコンソーシアム第七回総会』開催のご案内
         ~クラウド時代のOSS活用~

 当会も発足から六年が経ち、OSSのビジネス利用は増加の一途をたどっております。今後も当会がOSSのビジネス的利用を促進・普及していけるよう積極的に活動して参りたいと存じます。

 当日は、通常総会と共に会員・非会員へ部会活動を含むコンソーシアム活動をアピールし、コンソーシアム活動活性化を図る目的で、セミナーも開催いたします。

今回は、

「クラウド時代のOSS活用」

と題して、経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐 柳田 大介氏をお招きして基調講演を頂きます。

さらに『クラウドコンピューティング時代におけるOSSの活用』というテーマでTIS株式会社 IT基盤技術本部 OSS推進室長 溝口 則行 氏よりお話をいただきます。
最後に『OSSビジネスの難しさ・面白さ』と題し、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社通信・ネットワーク営業部長 小林 敦 氏がコーディネーターを務め、さまざまなOSSの活用方法をしている企業を集めたパネルディスカッションを行います。

盛りだくさんの内容になっておりますので是非ご参加ください。

当団体の総会にはどなたでも参加いただけます。OSSコンソーシアムの活動に興味を持っている、セミナー内容に興味がある、OSS関係の方と知り合いたい、という皆様、お気軽にお申込みいただければと思います。

                                 記

1.開催日時
平成27年6月26日(金)13:30~17:20(13:00受付開始)
           18:00~20:00(懇親会)

2.開催場所
株式会社日立ソリューションズ様 20Fセミナールーム
東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル

3.会場へのアクセス
JR 品川駅より徒歩1分
京浜急行品川駅より徒歩1分
 http://www.hitachi-solutions.co.jp/company/access/map_kounan.html

4. 会費 無料
※懇親会は別途有料(4000円)とさせていただきます

5.定員 100名(懇親会:60名)

<<懇親会>>18:00~20:00
※懇親会は会費制(4000円)を予定しています。当日お支払ください。
講演者や参加者相互の親睦の場としてご利用下さい。
会場:ニュートーキョー 三菱重工ビル店
東京都港区港南2-16-5 三菱重工ビル1階
http://www.newtokyo.co.jp/tempo/newtokyo/mitubishi/mitubishi.htm

<出欠のご連絡について>

http://www.osscons.jp/seminar/inquiry

詳細:http://www.osscons.jp/jo12e63b0-18/#_18

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□ 第36回 オープンソース物語、
□        OSSがテクノロジーのトレンドサークルを生む
□ 執筆:TIS株式会社 倉持健史 氏
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      OSSがテクノロジーのトレンドサークルを生む

Yahoo! Japan の数千台にもおよぶOpenStackインスタンスの運用、リクルートの100台以上のマシンを使ったHadoopクラスタを用いてのデータ活用基盤、昨今はこういった具体的なOSSの活用イメージがとてもわかり易く表現される場が多くあります。最近は他にも多用な表現でOSSの活用を目にすることがあり、それが企業ユーザに選択の幅を与える機会になっていると感じています。

私はあるOSSの「動き」に注目しています。「動き」というと漠然としていますが、要はIT業界の中での「目立ち方」の事として考えると、私は最近とにかくOSSの「動き」が気になっていて目がはなせません。それは一言でいうと、新しい事が実現できる特徴的なOSSがポンポンと現れてきているように感じています。もしかしたら前からそういった動きはあったのかもしれませんが、以前よりもプロダクトの中に目立たせやすいものがあるからだとおもいます。具体的な名前を少しあげると私の身を置く環境でいうとHadoop、OpenStack、Dockerなどが非常にホットでなにかしらセミナーやイベントを開けばほぼ満員な状況で人を集める注目具合です。それに加えて以前とは違う「動き」として、商用ベンダーでさえこれらを元に自社の製品やソリューションを提供または拡張と形でリリースをしていたりします。そしてベンダー各社のプライベートイベントやコミュニティなどを通じてこれらのOSSを含めてプロモーションはじめます。つまり、これらがより露出頻度を高め、結果、企業ユーザの目には「大きなトレンド」になっていると認識されるようになっています。

私もこの「動き」に目が離せません。というのも、この「動き」は単に露出度を高めるだけでなくOSSの成熟度も早めています。OSSは特定の企業に限らず多くの人、コミュニティにより開発が進められています。この「動き」によりコントリビュータがどんどん増えることで開発も加速し、さらに単体のOSSにもとどまらずエコシステムを形成、シナジー効果を生むようにもなり、それがまた名だたる商用ベンダーに影響を及ぼしています。つまりテクノロジーのトレンドがクルクルと輪のようつながり進化がとまらないのです。こうなってくるとワクワクしてたまりません。

企業ユーザは「動き」を目にするだけではなく実際に聴いて、触って、比較して、PoCしてというようなステップを踏んでおり、その採用に至るスピードも早まってきています。

一方で企業ユーザは追いついていくのが大変だと感じるかもしれません。短い期間で別の視点から新たなものが生まれるケースもあります。さすがにすべてを把握するのは困難です。でも心配ありません。IT業界にはこういった「動き」を素早く察知し、わかりやすく企業ユーザへ橋渡しをしてくれる人達がいます。「エバンジェリスト」と呼ばれる人々です。私も数年前に出会い影響を受け、今やエバンジェリストを目指すエンジニアの1人です。私は「動き」に注目しワクワクするだけではなく、実際に触って・感じて・伝えるということを同等のスピード感をもって橋渡しをしたいと常々思うようになってきています。

これからも様々なシーンで活躍するOSSを目に耳にすることでしょう。その際は積極的にコミュニティにも参加されるとよいでしょう。輪を持つことは自分の成長速度を早めます。知らない気付き、刺激も与え合います。今はそんな輪もOSSのみに閉じずエンタープライズ・ベンダー間でも以前より広く存在しています。つまり参加するきっかけとなる窓口がたくさんあるわけです。自分が入りやすいところからでも構わないのでそのような窓口のドアを見つけたら是非、叩いてみてください。その輪の中で新たな「動き」を見つけられることでしょう。

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◎ 倉持健史(TIS株式会社)氏について
SIer、ソフトウェアベンダ、外資系ハードウェアベンダを経て現在、TIS OSS
推進室でOSS全般のプロモーション活動を担当。常にストイックに興味のもっ
た分野をセルフスタディで追い求め、あわよくばビジネスへの展開も含めて世
間に広めるエバンジェリストを目指して日々邁進中。

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□ 会員さまからのお知らせ
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◎古庄親方の準上級試験クラスの実践ノウハウセミナー【6月20日東京 無料】
~「仕様が変わっちゃった」に対応しやすい、関数とクラスの書き方~
詳細:https://phpexam.doorkeeper.jp/events/24830

◎Linuxサーバー構築基礎セミナー【6月 6日(土)-7日(日)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/page/seminar20150606/

◎Linuxセキュリティセミナー【6月6日(土)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/page/seminar20150606_02/

◎OSS-DB Gold対応 PostgreSQLパフォーマンスチューニング実例セミナー
【6月12日(金)】
http://oss-db.jp/news/event/20150610_01/#oss_seminar

◎HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1ポイント解説無料セミナー
【6月13日(土)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/page/20150612_01/#lpi_event

◎LPICレベル3 303 Security 技術解説無料セミナー【7月11日(土)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/2015/07/event_20150711_01.shtml

◎LPICレベル2技術解説無料セミナー【7月12日(日)】
http://www.lpi.or.jp/news/event/2015/07/event_20150712_01.shtml

◎HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2ポイント解説無料セミナー
【7月25日(土)】
http://html5exam.jp/news/event/page1144.html

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□ 編集後記
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最後までお読み頂きありがとうございます!!

先日、久しぶりに就職説明会に行ってきました。
(もちろん、説明する側です!)

その際に、学生から「就職活動のスタート時期が変わったが、すでに内定をもらっている友人などもいて、どう活動すればよいのか、もう遅いのか不安」などの声が聞こえてきました。

確かに、これまでと違うので企業側も戸惑っているとニュースでも報じられるなど、学生も混乱しているのかなと感じます。

ですが、行きたい会社があればその会社の採用情報をリサーチしておけば良いし、学校の就職課に行けばいろいろな情報を得られるのではないかと思います。

考え方を変えれば、制度変更による混乱に乗じて積極的に学生が活動していけば、より良い結果にもつながるかもしれません。

情報を集め、精査し、納得のいく就職活動をしてほしいですね。

オープンソースを活用したビジネスにも興味を持ってくれるとうれしいなと自社のPRをしつつ、彼らに届くような情報提供をもっと積極的に行っていかなければと身が引き締まる一日となりました。

それでは、次号もどうぞよろしくお願いいたします。(谷相)
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