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2020/04/22

Docker→Docker Compose→K8sと、チェーン&リフトして行く開発のサポート方式

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 以前から検討している話ですが、

 Docker → Docker Compose → K8sと、
 チェーン&リフトして行く開発のサポート方式、

① 全ローカル環境、
② ①のプログラムだけ、Docker化、
③ ②のサービス類だけ、Docker Compose化、
④ ③にプログラムも加える。
⑤ ④をKomposeなどでK8sに食わす。

 ってーのでどうだろう?って思いました。
 以下、詳しく説明すると、



① 全ローカル環境

 従来の開発と同じ。
 すべての開発環境をローカルに構築する。

② ①のプログラムだけ、Docker化

 ①のプログラムだけDocker化します。
 ローカルのサービス群に対しては、
 10.0.75.1でブリッジします。

③ ①のサービス類だけ、Docker Compose化

 ①のサービス類だけ、Docker ComposeでDocker化します。
 Docker Composeで、ローカルと同一のポート番号でブリッジさせれば、
 (portsの指定は、ホスト:コンテナなので、xxxx:xxxxにする)
 このUXは、①の開発のUXと、あまり大きく変わりません。

④ ③ にプログラムも加える。

 ③で作成した、システム一式を全て
 Dockerにリフトする場合にコレを行います。

⑤ ④ をKomposeなどでK8sに食わす。

 最後に、④のシステムをK8sにリフトします。
 この際、Kompose や Compose on Kubernetesを使用します。



 以後、上記のようなDockerファイルやDockerコンポーズ・ファイルをリポジトリ上に公開していきたいと考えています。

<参考>


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コメント
nishino2020/06/19 23:08:20
Docker Desktop from 2.2.0 から 10.0.75.1 ではなくなっているようです。https://github.com/docker/for-win/issues/5538
nishino2020/06/19 23:55:37
調べてみたトコロ、Windowsホストの外部IPで接続できる模様。
nishino2020/08/09 12:19:05
また、host.docker.internalと言うDNS名も使用できる模様。