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2018/08/09

ユーザ様 向け提案活動で必要となった性能測定結果

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 前回の「ユーザ様 向けに提案型営業をしていて思ったこと。」の続きで、開発基盤がデータアクセス系のフレームワークを持っている場合、導入の際には、その性能が気になるトコロです。

 なので、今回は、性能測定を実施し、性能情報を作成して、以下にアップしておきました(この度、GitHub Gistを使用し始めてみました)。

<参考>


 ざっくり要約すると、

  • オンライン処理は、使用する動的SQLはXMLタグ数が想定した値を超えると性能劣化することがあります。
  • また、バッチ処理では、(Oracleから提供されているODP.NETデータプロバイダのようなフェッチや配列バインドの機能がサポートされていない場合、)オンライン処理と異なるデータ・アクセス・パターンで実装を行う必要があります。具体的には、SQLUtilityというバッチクエリ作成支援ライブラリを使用するか、ストアドの呼び出しを行うなどします。

<参考>


 ...ということで、ステークホルダーの多い、大規模なエンタープライズのSI案件にランタイムを導入するのは、性能一つとっても大変なのですが、「OSS+テンプレート(GitHub)+パッケージマネージャ(NuGet)」という形で、適切にプロモーション(価値訴求)すれば、イケるンじゃないかな?と思っています。

 また、ランタイムを導入していく上でハードルになる、負のインパクト受ける主要なステークホルダーに対する「不安の払拭」&「優位性の明示」が重要になると思います。

 これは、オープンでないとできないことで、前例も全くありませんが、ソレをしなければ進歩もないと言う事で、これを少しずつ、確立していきたいと考えています。
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