前回のブログ投稿、読み直してみて、結局、どんな成果が出るか?って、ほぼプログラムの段階で決まっているな。と言う気がしました。まぁ、受注型のプロジェクトは見積の段階で成否が8割決まる。みたいな話と同じ様に思います。まぁ、なので、プログラムに対して、ああ書かれているウチは結果も出難い。と言う事ですね。
...では、どう言うプログラム・プロジェクトが理想的なのか?と言う事を、今回は、考えて行きたいと思います。で、最近、難しくなってきているのは、プロジェクト受注型の産業でしょうか。逆に、勢いがあるのは、最終製品の企画・開発からアフター・サービスまでやっている様な産業や、コンテンツ産業のように思います(マンガ・アニメ・ゲームなど)。後者については、
こんな感じでググると、過去に言及していることが解ります。
なぜ、コンテンツ産業の方が勢いがあるのか?と言う話ですが、これは、なんと言うか、知識集約型で、集合知が必要で、...と、要するに、コンテンツ産業の方が知的な産業であるから、国際的な競争力を維持出来ている。と言える気がします。
そんな中で、最近、大手SIerの技術力がーとか、内製化による技術者の移動がー、云々みたいな話もありましたが、
- 先ず、前者については、漫画でも原作、編集者、作画(神絵師、アシスタント(トーン貼る人))みたいなロールがあるのでは?という気がします。なので、昨今、確かに、手が動く人が強い傾向はありますが、「全員手の動く組織。」と言う組織の多様性の無さは、逆に、組織の弱さを露呈させているダケと言う気もします。
- また、後者については、プロジェクトと定常業務って分類があって、定常業務しかなけりゃ、みんなメンバシップになっちゃうケド?と言う気がします。昨今のトレンドはジョブ型じゃないんですか?と言う感じで矛盾していますね。
...とズレてるんですよね。
ココからも解るんですが、主要なメディアがこんな事を言っているとなると、コレからドチラの方向に進むベキなのか?ってのも、勘が悪い人は勘違いしている感がありますね。そう言う意味で、プログラム・マネジメント上の意思決定もオカシクなって当たり前って感じがします。
...と言う事で
次回に続くのですが、本投稿は、高度なプログラム・マネジメントって何?と言う話より、初歩的な事が何故、出来ていないのか?と言う事の背景を説明する。と言う話になりそうです。