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2020/08/10

第三のオレオレ産地は、パッケージ、SIテンプレート(基盤実装)かも。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 出だしから、アレですが、

 日式的パッケージ、と言うか、SIテンプレートは、日式メンバシップから、その実装、かなり、門外不出のオレオレになていて、しかし、昨今、門外不出のモノのクォリティが高いか?と言うと、決して高くない。みたいな状態なんじゃないか?

 と思います。

 自分でも、


 と分析してみると、

 これは、2010年代の後半に技術的な進歩がワリとあったから、相対的に業務系の価値も下がり、淘汰の時代に差し掛かっているから。と言える気がしています(技術的な進歩についての詳細は、次回、言及しようと思います)。

 と言う事で、以前、動画で、「オレオレは、ランタイムレイヤと標準化レイヤの2パターンがある。」と言いましたが、こう言った門外不出のパターンもあるのかな?と思いました(昨今まで生きているモノは、案件ベースと言うより、SIテンプレートやパッケージ・ベースであるケースが多いんだと思います)。

 しかし、アフターコロナでは、コア・バリューとベネフィットがより強く求められるだろうと言われています。この手の「門外不出」系も、今後、日式雇用の形態がメンバシップ型からジョブ型に変遷していく中で、やり方の転換を迫られていくんじゃないだろうか?等と考えたりしています。

 ...と言うのも、メンバシップ雇用が主体の場合、レアケースの参入を認めると、排除された側が不利になるので、やはり全体的に守勢に回る(参入障壁を上げる)と思うのですが、「創業は易く、守成は難し。」と言うように、プロフィット面では「商習慣(レギュレーション)」で済みますが、ベネフィット面では(商習慣(レギュレーション)を変えていくと言う意味で)言い訳できない問題となるので。

 と言うのをデスね、合併 → 合併 → 再編のガラガラポンで、色々あって、最終的に子会社に移管されていくオレオレ風パッケージと言うか、SIテンプレート群を見ながら思った訳ですね。
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