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2020/02/26

ガラガラポンも、もう限界?専門家の活用について。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 最近?、こんなツイートが。


 コレ等を見て、終身雇用も、メンバシップ雇用もオワコンな昨今、ポートフォリオをチョロっと弄ってガラガラポンってどうなんだろうなぁ?等と思ったりしました。あと、専門職(スペシャリスト)関連については過去にも投稿しています。

 個人的には、別に「GAFAガー。」と比較せんで良いと思うのだケド、マネジメント云々と言ってるワリに自サービスのドメインの範囲内ですらスタック&コラボレーション出来ていない状態に陥っている事に危機感を持てよ。等と日式大手に対しては思ったりします。

 ただ、この代替案が何なのか?を書こうと思うのですが、コレが、なかなか難しく、ただ、なんとなく、

 「フローとストックのトレードオフもあるし、人材・マネジメント・設備が其々、フローとストックのどちらに該当するのか?」

 なんて思ったりしました。
 ...で、コレを起点に考え直すと、

 「昨今、人材・マネジメント・設備、全部フロー基調(アウトソーシング → 調達、外部委託)でイイんじゃないか?」

 などと思ったりします。

 言うなれば、

  • 人材 → ジョブ型
  • マネジメント → ジョブ型
  • 設備 → OSS

 と言った感じでしょうか。

 コア・コンピタンスだけが、会社の本丸にストック的にアレばイイ的な。そう定義すると、私 自身も渡り鳥になるんですが(笑 ... 「自分は本丸やー。」等と言う投稿に信頼性などありませんからw)。

<参考>




 しかし、「このフローを上手く使いこなせないのが昨今の日式大手。」と言う気がしています。言うなれば、

 「"超"労働集約的な部分を除いて、社内の ... と言うより、組織内のメンバシップ的に繋いでいる、しょーもないストックを已む無く使っている。」

 と言う状態のように思います。

 実際、「日式は、こういうのが全体的に出来ていないなぁ。」と思わせる事件が、今回の「厚労省のクルーズ船内感染対策」だったのではないか?等と思ったりしました。

 (この件、詳しくは、ググって頂きたいのですが、KYして専門性のカットから、ひたすら直球投げてくる姿勢の専門家って、日式的 "忖度" 組織の中でやっぱり有用じゃないか?って思ったりします。ちなみに、右派・左派のコンテキストは無視して下さい)。

 この事件、エッスアイ界隈で起きた事件で例えると、「みずほ銀行のシステム統合」とか「7ペイ」などに近い話なのかも知れません。専門家不在の状態で、組織都合(例えば面子とか)で意思決定をして、変な方向に進んでいく系です。ある意味、旧日本軍にも例えられるこの慣行、そろそろ断ち切れないだろうか?などと思ったりしますね。
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