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2020/05/15

ITハゲ:ランタイムを提供しないサポートは必ず無責任なものになる。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 この投稿を読む前に、「ITハゲ」とは、「ラーメン発見伝」の「ラーメンハゲ」のIT版だと考えて下さい。

ITハゲのイメージ画像(= nishino)

 ちなみに、主題の元ネタは、この「ラーメンハゲ」の「金の介在しない仕事は絶対に無責任なものになる。」 という台詞ですね。



 さて、本題ですが、最近、皆さん、プラットフォーム系をやられることが多くなった気がします。斯く言う私も、前回の投稿ではAKSに関して言及していますね。しかし、逆説的ではあるんですが、将来的に、必要とされるモノってコンテンツなんだと思うんですよね。

 ...これは、以前にも言及しましたが「将来的に必要とされるものは"メガクラウドとコンテンツ"だけになる」と言う説があり、これで湾曲なく将来を予測すると、メガクラウドを提供するプラットフォーマー側がエンドユーザ向けにサポート技術情報をガンガン投下してくるので、この辺りの仕事も、配管工おじさんの仕事になってくると思います(ただし、配管工おじさんはハイレベル人材ですよ)。

 ...と言うのも、今回、AKSのハンズオン資料が出てきて、「あー、コレ、誰でも出来るなぁ。」等と思ったりしたので(俺でも出来るじゃん、みたいな)。これによって、この説、更に、補強されたと思います(似たようなことは、既に「共通基盤の類は仕訳時?」で言及していましたので、興味があればコチラもご参照下さい)。



 ...という事で、私の考えている、「大手の施策と比べると相対的に神懸かっている戦略」について言及すると、私は、アプリケーション開発を対象にした共通基盤 → 開発基盤を開発しているので、求められていることは、コレのコンテンツ化だと思っています。

 昔は、オレオレ・フレームワークとか言っている人もいましたが、「そう言う奴は、死ぬまで低レベルな素描でもしてろ。」と言う話で、最近は、エコシステムが重要な時代なので、当然、クラウド&スマホはもちろん、Docker、K8s対応から、データ・パイプライン(IoT、ビッグデータ、AI)対応も必要になって来ていますwww♨♨♨

  • クラウド対応に関しては、
    K8sなどのコンテナ・ベースのOpen PaaSに
    最適化された機能やテンプレを提供して行きますし、
  • スマホ対応に関しては、
    フロントエンド開発に必要となる開発環境として、
    OAuth2 / OIDC 環境の整備もして行きます。

 この整備には、テンプレート技術と、コンテナ技術が利用され、最終的には、Docker、K8s対応までが、なされる予定です。



 最後になってしまいましたが、冒頭の「ランタイム(やコンテンツ)を提供しないサポートは必ず無責任なものになる。」と言う台詞の意味ですが、最近は、Azureのサポートなんかも、顧客のサブスクリプションにMSのサポート・エンジニアが直接入って行うような形態になってきているようです。なので、ランタイムやコンテンツを提供していないようなケースでは、自身の価値創出部分が無く、プラットフォーマーのサポート・エンジニア以外は仲介業務しか出来なくなるのです。

 (だから、共通基盤は、オンプレに引き籠もるか、死ぬしか、選択肢が無いんですね(ココでは、メガクラウドのSLAではNGと言う市場の話は除く))。

 ...なので、なるべく上位スタック(≒ コンテンツ)側にでもランタイムを提供して行く事が重要になって行く気がします。

 (もちろん、コレはベネフィット創出・提供に必要なランタイムの提供という意味であって、サプライサイド都合 ≒ ベンダ・ロックインのために無駄なもモノを突っ込むのはあってはならないと思いますが。)

 そうでない場合は、最低限、何らかのコンテンツのコントリビューションが必要になって行くのではないでしょうか?インフラストラクチャを対象にするなら、IaCのシェルやDSL等が良いかもしれません(似たような事は、私も既に始めています)。それとも、インターネットにフリーライドしつつ、イントラに誰も見ない、使わないコンテンツ、コードを捨て続けるのでしょうか?

 ...そう言う意味でも、昨今、組織としてのインターネット上へのコントリビューション・ガイドラインの策定が必要になって来ると思います。

<参考>


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