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2018/06/04

第10回総会も差し迫ってきたので、2018年度、部会活動計画について。

Tweet ThisSend to Facebook | by nishino
 前回(.NET開発基盤部会の方向性について)に引き続き、第10回総会(7月2日(月)予定)も差し迫ってきたので、そろそろ、「2018年度、部会活動計画」について書いておきます。

 2018年度の「開発基盤部会」の活動のテーマは、

  • 開発環境をもっとオープンに。
    • サーバー側は、
      ASP.NET Core on Linux(Docker)でDevOps可能な構成に。
    • クライアント側は、
      Node.js系のCLIツールにシフト。
  • クロス・プラットフォームを実現する、Platforms & Tools上で
    • OpenID (OAuth2 / OIDC / Financial-API)の認証技術
    • スマホの Frontend & Backend アプリケーション開発技術
    の研鑽を積む。

 と言う方向で考えています。

 また、コレに伴い、弊部会のポリシーを以下のように設定してみました。

もっと、自由にインテグレーションしたい。
  • インテグレーション技術でエンドユーザに対して価値提供する。
  • 多様なプラットフォームをサポートするテンプレートを開発する。
  • 自ドメインに適合しなければライブラリからサーバまで造る。
  • オープンなプロトコルのリファレンス実装をしロックインを外す。

 「なるべく造らない」という姿勢は重要ですが、ITビッグ5のプラットフォームを使うだけでは適合しない & 解らない所があるので、上記のようなトコロは重要だと考えています。

 「技術のコモディティー化で専門家の価値は下がり、複数の専門領域を有するバーサタイリストが重視されるようになった。」という分析があるようですが、これにも合致すると思います。

 余談ですが、.NET Core で、いよいよLinuxデビューになります。

 そもそもOSSコンソーシアムは、Linuxコンソーシアムの後継団体なので、今迄、Windowsユーザの弊部会は、場違い感がありましたが、.NET Core も 2.0 - 2.1 になり、Open棟梁のLinux対応も、おかげさまで順調に進んでいます。

 今後、LinuxDocker上での動作検証も本格的に始まりそうで、OSSコンソーシアムの方にも馴染む頃かもしれません。

 部会トップページを更新しました。
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